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フューネラル仕事の方必見!プリザーブド榊も色々☆榊の由来もお教えします。

 

フューネラルビジネスの広がりは目覚ましいものがありますが、
毎年、プリザーブドフラワーメーカーからも、仏花として扱いやすいアイテムが続々と登場しています。

 

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(出典:http://www.ohchi-n.co.jp/

大地農園からは、枝タイプのサカキが登場し、早速、アレンジに取りいれている方も多いのではないでしょうか。

(出典:http://www.ohchi-n.co.jp/

 

FEJ仏花コースでも、常緑樹の表現としてこの榊を使用したアレンジがあり、とても好評です。このアレンジを作りたくてコースに進まれる方が多数いらっしゃいます!

(出典:FEJ http://flowereducation.net/course_bukka.html

また、お花屋さんで販売されている榊とまったく同じように、ひし形に組まれたプリザーブド榊も販売されていることをご存じでしょうか。

77096611_o2(出典:http://www.eika-corp.com/

 

こちらのメーカーの組んだ榊は、一部資材問屋さんでも取扱いがあります。
アレンジに使うには少々お高いような気もしますが、アイデアが広がりますね。

 

 

榊とは?


―日本原産の本榊、広くアジアに分布するヒサカキ―

榊(さかき)は、モッコク科サカキ属の常緑小高木です。
余談ですが、以前は「ツバキ科」に分類されていた榊。新分類により現在はモッコク科(サカキ科)となっています。

榊の学名は「Cleyera japonica」と言い、その名の通り日本が原産とされています。
一般に「本榊」と呼ばれ、亜種の「ヒサカキ」と区別されています。日本以外には韓国や中国(一部中米)などに分布しています。
スーパーなどで比較的お求めやすい値段で出回っていて最近良くみかけるようになったのが「ヒサカキ」です。アジアや太平洋一体に広く自生しており本榊の亜種(近縁種)になります。
榊に比べると小ぶりでかわいらしくギザギザした葉を持つので、1度覚えるとすぐに違いがわかるようになります。

ご自宅や会社の神棚に飾るのであれば、どちらの榊でも手に入りやすいもので問題ありませんが、神社の社殿には、基本的に本榊が供えられています。

こちらは本榊です。

ちなみに、大地農園さんのものは「ヒサカキ」、エイカさんのものは「本榊」です。

 

 

お供えする日が決まっている榊


―お供え日は1日と15日―

榊を神棚にお供えするのは「1日」と「15日」と決まっています。
最近では神棚がご自宅にあるお家は減ってきたので、ご存じ無い方も多いと思います。

私も実はそうでした。

以前勤めていた会社に神棚があったのですが、神棚をお掃除する係になったことがありました。
早速、水や塩、米などを用意し、そうそう榊も飾らなくては!と少ない神棚知識を総動員して、花屋さんに出かけたのですが、いつでも売られているイメージの榊が店頭に見当たりません。

売り切れかな~と思って花屋さんに聞いてみたら「こんな日に来てもないよ。榊は1日と15日にお供えするんだから」と言われて、顔が真っ赤になったことを今でも覚えています。
そうそう、会社に戻って良くよく見たら「神棚マニュアル」なるものがあり、ちゃんとお供え日が書かれていたことは、いうまでもありません・・

ですが、1日、15日には、枯れていなくても新しいお榊をお取りかえするということであって、もし7日に榊が枯れてしまったら、15日までそのままにしておくのではなく、すぐに新しいものとお取替えします。

 

 

良く聞く「玉ぐし」と榊って関係ある?


―玉ぐしとは榊の枝―

時々耳にする「玉ぐし(玉串)」という言葉。
特に政治的なニュースとして「○○大臣が、玉ぐし料を奉納しました」というフレーズを聞きますよね。

この玉ぐしは榊のことです。

正式には、榊の枝に紙垂(かみしで)をつけたもので、神主さんが持っていて祝詞をあげる時に使うものといいえば、ピンとくるのではないでしょうか。
神前結婚の時や、七五三、地鎮式などで、神主さんがサッサッと振っていらっしゃる緑の枝に白い紙が付いたもののことです。あの白い紙が紙垂ですね。神棚の前にしめなわと一緒に紙垂も垂らします。
神棚係だった時、新年の準備で半紙でちょきちょきしながら紙垂を作ったことを、今にわかに思い出しました・・。

仏教ではご焼香をしますが、神道では弔事も含め、正式参拝の時には祭壇へ玉ぐしを捧げるのです。

 

 

なぜ榊がご神木?


古代人には特別な意味があった榊

そもそもなぜ榊はご神木なのでしょうか。

これは榊が常緑樹であることに関係しています。
冬になっても枯れない緑の葉は、落葉樹の多い日本では、古代特別な意味を持っていました。ナラやブナなどの落葉樹がすっかり葉を落としてしまった後も、枯れずにピカピカと照り輝く葉を持つ美しい榊。
現代よりも寿命がずっと短かった古代の人には、特別な葉、まるで永遠の命を持つように見えたに違いありません。神様への捧げものには、ぴったりだったのでしょう。
面白いのですがこれは日本に限った文化ではなく、古代から世界的に常緑樹は生命や永遠の命の象徴とみなされていたのです。

ここで植物に詳しい方なら疑問を持たれると思うのですが、日本に自生する常緑樹はたくさんありますよね。その中でなぜ榊だけが神様へのお供えものになったのか?と・・

これは簡単で、「榊」とは「木」+「神」と書きますよね。この名の通り、実はもともと榊は神事で使用されていた常緑樹全般を挿すものだったからです。

松、杉、椎、樫、樟なども常緑樹。
ご自宅の近くに古い神社があって、ご神木があったら、木の種類をチェックしてみると楽しいと思いますが、松、杉、椎、樫、樟であることが多いと思います。昔は常緑樹全般がご神木としてあがめられていて、仏像なども(仏教ですけど)、こうした常緑樹のご神木から作られることが多かったのです。

 

まとめ


プリザーブドの榊と、榊のアレコレについてお伝えいたしましたが、何かご参考になりましたでしょうか。

本来榊は1日、15日に取り替えるものですが、プリザーブド榊はホコリや退色でコンディションが悪くなるまで、何年も長くそのままお供えしておくのがコンセプトです。
複雑な気持ちのする方もいるかもしれません。

ですが現代では、古代のように身近な場所に榊があって、簡単に無料で手に入るわけではありませんし、ご年配の方であれば、高い場所にある榊の水を取り替えるのも一苦労です。

そんな時、プリザーブドの榊は役立つ存在です。
いつの時代も文化は、時の移ろいとともに少しずつ形を変えながら継承されていくのものだと思います。

 

 

「リップル」おかだそのこ
http://ameblo.jp/lipple-style/

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@fujie_okamura
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Living in Tokyo / floral designer

フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。