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花講師は生花店ではなく花市場で仕入れるのがオススメ その秘伝を詳しく解説します ~世田谷市場花き編~Vol.4

2016.04.19
投稿者:fujie

シリーズ4弾は、世田谷花き市場。 これまではこちらをご覧ください。

<<<花講師は生花店ではなく花市場で仕入れるのがオススメ その秘伝を詳しく解説します~大田花き市場編~Vol.1

<<<花講師は生花店ではなく花市場で仕入れるのがオススメ その秘伝を詳しく解説します~大田花き市場編~Vol.2

<<<花講師は生花店ではなく花市場で仕入れるのがオススメ その秘伝を詳しく解説します~板橋市場花き編~Vol.3

 

    【世田谷花き市場をご紹介いたします】


  本日は、「世田谷花き市場」についてご紹介いたします。 世田谷市場は世田谷美術館の近くにあります。フラワーデザイナーさんやお花の先生でも、こちらを利用している方がいらっしゃいます。

この市場の一番の特徴は「買出人章がいらない」ということ。大田市場では身分証としての買出人章手続きが必要ですが、世田谷市場ではこれがいりません。お花の先生としてとても買いやすい仕組みですね。 もしかしたら、場所や購入のしやすさから考えると、一番気楽に行くことができる市場かもしれません。

 

 

    【世田谷花き市場で生花を購入する方法】



花講師は生花店ではなく花市場で仕入れるのがオススメ その秘伝を詳しく解説します 
~世田谷市場花き編~Vol.4 

―目次―
(1)世田谷市場について
(2)住所・営業時間について
(3)駐車場について
(4)館内について
(5)世田谷花き市場で仕入れる方法
(6)セリについて
(7)どのようにして仲卸から購入できるのか?
(8)免許が必要な市場、必要でない市場(関東編)
(9)ちょこっとアドバイス

 

 

(1)世田谷花き市場について


  世田谷花き市場は、環状8号線沿いに隣接し、近くには砧公園や世田谷美術館があります。

恵まれた立地により、近隣区や多摩地区、神奈川県からの仕入れが多く、効率的で使いやすい市場として人気があります。また、高速道路へのアクセスがよいことから、都内近郊のみならず、遠方からも多く利用されています。

calendar_800x600_map(出典:http://www.tokyoichiba-project.metro.tokyo.jp/index.html

 

東京都中央卸売市場として5箇所ある花き市場では一番新しく、建物もきれいです。

a-3-8_03 世田谷市場全景 
(出典:http://www.shijou.metro.tokyo.jp/index.html

世田谷市場花き部は、切花専門の「株式会社世田谷花き」と鉢物専門の「株式会社東京砧花き」があります。

セリ場の機械を曜日ごとに交互に使うという、全国でもめずらしい形態を導入しています。 洋花、鉢花(シクラメンや胡蝶蘭)など高級感溢れるラン鉢に特化していると言われています。

 

  (2)世田谷花き市場の住所・営業時間


住所/東京都世田谷区大蔵1-4-1
仲卸営業時間/5:00ごろから花き市場内仲卸の各店が開店します。

a-3-8m01 出展:http://www.shijou.metro.tokyo.jp/info/08.html

  (3)駐車場について


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世田谷花き市場も駐車場の利用は、東京都への車両申請が必要になります。 南棟7F東京都事務所にて、車検書のコピー入場車両登録申請書を記入申請しましょう。

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初日の場合、その日一日だけの駐車場利用は、入り口にある警備室で一日限りの仮申請を行えば、場内に車をとめることができます。

その後継続的に利用する場合は、車両登録申請を行っておきましょう。手続きをしておくと安心ですね。

 

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(4)館内について


  それでは、詳しいフロアーのご案内です。   建物は南棟と中央棟があり、セリは南棟、仲卸は、中央棟の3Fとなります。 仲卸のお店が並ぶ中央棟は丸い建物となっており、建物が異なるので、お気をつけください。

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●中央棟3Fまでは、中央門から入りまっすぐ進む

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●中央部分に、階段とエレベーターがあります。

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●扇状に仲卸業社さんが並んでます。

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 (5)世田谷花き市場で仕入れる方法


  今まで大田花き市場、板橋花き市場では、仕入れをするためには、「買出人章」、もしくは「売買参加権」が必要でした

詳しくは <<<花講師は生花店ではなく花市場で仕入れるのがオススメ その秘伝を詳しく解説します~大田花き市場編~Vol.2 を御覧ください。

 

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後程詳しくご説明しますが、この世田谷花き市場は、買出人章の提示がありません。 花の仕入のハードルが低いので、まずはここで仕入ても良いですね。  

 

  <セリに参加するための売買参加権(通称:売参権)の所得方法>

  買参権の取得には東京都への申請が必要となります。 承認申請は世田谷市場7階の東京都業務係り受付窓口となります。 受付時間:土・日・祝日を除く午前10時から午後4時まで(午後0時から1時は除く)

申請に必要な書類【個人の場合】

●売買参加承認申請書 ●事業計画書 ●履歴書 ●資産調書 ●誓約書 ●印鑑証明 ●市長村発行の身分証明書 ●代表者、店舗の写真各1枚 ●代表者の住民票 ●預金残高証明書 ●事業所が都外の場合の理由書

申請後、審査には約3週間程かかります。 その後、世田谷花き・東京砧花きさんと売買取引契約を結ぶことになります。

必要書類

●引契約書 ●買参人登録書 ●オークションカード申込書 ●連帯保証人 ●印鑑証明(保証人も必要) ●保証人の納税証明書 ●【世田谷花き】1万6千円、印紙代4千円/【東京砧花き】契約手数料2万円 ●保証金20万円(通常取引の場合)

 

(6)セリについて


  セリは、月・水・金には世田谷花きが切花を、火・木・土には東京砧花きが鉢物をそれぞれ交互に使用しています。 月・水・金はAM7時~/火・木・土はAM7時30分~となります。

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世田谷花き市場の1日あたりの取扱量は、84万本。

やはり、こちらも大学の講堂みたいな傾斜のあるオークションルームでセリ台8レーンによるセリ下げ方式です。

肉や魚のような普通のセリとはちょっと違っているってご存じでしたか?

お花のセリは「機械式下げセリ方式」 セリというと、買い値がだんだん上がっていくイメージがありますが、花のセリは逆。 セリ下げとは、適正価格から値段を下げていくのです。 又、花のせりで電光掲示板にマリ中という表記があります。 これはどういう意味なのでしょうか?

「マリ」は同じ値段という意味で、せり値が決まった時点で、品物がまだ残っている場合に同じ値段で買う人がいないか待っている状態のことだそうです。

こういう仕組みを分かると、見学していても楽しいですね。 世田谷花き市場のセリは、比較的静かな印象でした。 女性のセリ人もいらっしゃいましたよ。 機会があればぜひ一度見学してみてください。

 

  (7)どのようにして仲卸から購入できるのか?


  <仲卸業社について>

仲卸営業時間/5:00ごろから花き市場内仲卸の各店が開店します。

しかし店舗によっては9時ぐらいの店舗もあり、ばらつきがあるようです。 世田谷市場には花を扱う業社が6つ、関連資材を扱う業社が5つ入っています。

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135 小さな鉢ものも沢山ありました。

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大きなカボチャや、ドングリみたいな帽子をかぶった めずらしいカボちゃなど珍しい季節商品も豊富

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「資材屋」さんがあってお花の先生には便利

 この世田谷花き市場では、買出人章の提示いらないとされています。

ただし、一般の方への小売はしておりませんので、対象はお花を扱う方への販売となります。 各仲卸様と継続的手続きをする際には、証明となるものが必要になるようですので、詳しくは各仲卸にお尋ねください。

花を買うとこのように英字新聞などで簡単にラッピングしていただけます。

 

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しかし、切り口の処理はないので、帰宅に時間がかかる場合は、水袋などお持ちになると良いかと思います。

 

  (8)免許が必要な市場、必要でない市場(関東編)


  こちらは、 >>>花講師は生花店ではなく花市場で仕入れるのがオススメ その秘伝を詳しく解説します~大田花き市場編~Vol.1 で詳しくご紹介しております。そちらをご覧下さいね。    

 

(9)ちょこっとアドバイス


  <時間帯の特徴>

他の市場同様早い時間は業者が多く、 その後、徐々に個人で商売をしている花屋さん、講師、デザイナーが来るということは同じです。 注意点としては市場の終了が早く、11時頃ほぼ商品はなくなり、閉まっている店舗もありました。 店舗によって営業時間は様々で、日によって12時に閉店もあるようです。 めずらしい花や人気の花は早い時間に売れてしまうので、慣れるまでは早めに行き、動向を観察することも勉強のひとつでしょう。

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【おわりに】


 

日本は四季の変化があるので、四季織々の美しい花、葉を楽しむことができます。 季節の移り変わりをレッスンの中で楽しむ。これが生花レッスンの醍醐味でもあります。機会があればぜひ、市場で新鮮な花を仕入れ、生徒様と一緒にお楽しみ下さい。世田谷市場は立地条件が良く、買出人章の提示も不要なので、利用しやすいと思います。

(次は千葉の葛西をご紹介予定です)

>>>花講師は生花店ではなく花市場で仕入れるのがオススメ その秘伝を詳しく解説します~大田花き市場編~Vol.1

>>>花講師は生花店ではなく花市場で仕入れるのがオススメ その秘伝を詳しく解説します~大田花き市場編~Vol.2

>>>花講師は生花店ではなく花市場で仕入れるのがオススメ その秘伝を詳しく解説します~板橋市場花き編~Vol.3

 

 

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Living in Tokyo / floral designer

フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。