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「フラワースクールで生きていく」今なら電子書籍を無料でプレゼント 「フラワースクールで生きていく」今なら電子書籍を無料でプレゼント

花講師への道②「花仕事を開拓したい!そんな時に必要な資料の使い方と準備の方法」  

2016.05.31
投稿者:fujie

はじめに

電子書籍「フラワースクールで生きていく」 実は当初「花講師への道シリーズ」という題名で、こちらのブログ用に書き溜めていたものでした。

新サイトOPEN記念で公開する予定の記事でしたが、「面白いので電子書籍にしましょう」とお声をかけていただき、書籍化が実現したものです。

お申込みして頂いた方にだけ無料でお届けしています。

まだお読みでない方はこちらをご覧くださいね。bnr_01_pc_v2

電子書籍「フラワースクールで生きていく」は、私のこれまでの経験に加えて

・フラワースクール開講までの必要な資金
・実際のフラワースクールの収支を公開
・成功しやすい人の前職・特技
・失敗しやすい人の特徴 ・資金繰りって何?
・フラワースクール開講で投資した分を回収する目標の立て方
・フラワースクールを個人で行う場合の税務と申告のまとめ
・公的な借り入れについて

ざっと、このようなことを書いております。

今回は、「フラワースクールで生きていく」には書いていないけれど、とても大切な仕事を開拓していく上で大事な書類やツールについて、ご紹介いたします。

 

花の仕事を開拓したい時に必要な資料

~名刺 ショップカード カタログ ポートフォリオ リーフレット~

●花の作品を販売したい
●スクールを宣伝したい
●あるいは装花(ショップディスプレイ)を主にやっていきたい

フラワースクールの先生には、花を教えるだけではなく、「制作やいけこみも大好きだし、仕事にしてみたい」という方が多くいらっしゃるように思います。

レッスン以外にもう少し花のお仕事を増やしたいなぁと思う方の為に、「フラワースクールで生きていく」の中ではお伝えしきれなかった「花の仕事を開拓する時に必要な資料」についてご紹介してまいります。

ご紹介する資料は、自分がどんな目的でどのような人に何をアピールしたいのかによって、記載する内容や選ぶツールも変わってきます。ちなみに上記3つとも宣伝したい!と思われる場合は、お客様が手にしたときにわかりやすい構成になっていることが必要です。

その1)カタログ

これから、その1~その3でご紹介するのは「カタログ」、「ポートフォリオ」、「リーフレット」についてです。

どこが違うの?と言われるとはっきりお答えできないのですが・・・・全部を用意しておく必要はなく、目的に応じてお作りになられると良いでしょう。

まずはカタログからご説明いたします。

カタログはご覧のように、作品を掲載しどのような商品をいくらで販売しているのかをまとめたものです。大まかな料金やテイストが相手にわかるので便利です。お知り合いから注文を受ける時にも大きさと金額の目安がぱっと見てわかるので、相手も注文をしやすくになります。

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一般的には、カタログはオフセット印刷で作るのでとても高く、ロットも大きいのが特徴です。最近は、オンデマンド印刷できるので、比較的格安に、しかも1冊から作ってくれる印刷屋さんも増えてきました。

・製本直送.com
http://www.seichoku.com/
A5サイズで十数ページのカタログなら、1冊500円ちょっとで作ることが出来ます。冊数が多くなれば、価格はさらに安くなります。

製本

その2)ポートフォリオ

ポートフォリオとは、作品集のことです。どちらかと言えばアーティスト系の方が使う場合が多いと思います。最近では、紙に拘らず、HP上や、インスタやタンブラーなど写真重視のSNSでも代用可能に。ショップカードにURLを記載しておくと良いでしょう。

ディスプレイなどを希望している人に向いています。

BUILD-LLC-Portfolio-06(出典:http://blog.buildllc.com/)

portfolio-booklet(出典:http://jeffwerner.ca/)

製本

(出典:http://www.thefrenchtouch.ie/bouquets.html

その3)リーフレット

リーフレットとは、ミニカタログのことです。

A4の用紙1枚に印刷して、3つ折りにしたものを使用する場合が多いと思いますが、A4サイズを横に三等分して両面印刷したカードタイプのものや、ハガキを代用することもあります。

カタログは1冊が安くても数百円はするので、不特定多数の方にお配りするのには向きませんが、リーフレットならたくさん用意しておいてイベントなどで大量に配ることが出来ます。

ワークショップなどでたくさんの方に配るのに向いています。

3(出典:http://www.vistaprint.jp/)

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(出典:http://www.vistaprint.jp/)

 その4)ショップカード

ショップカードは、個人の名刺に対して、お店の名刺と言ったところでしょうか。

ショップの住所や電話番号、webのアドレス、営業時間などの情報を掲載します。

なくても良いのですが、あるととても便利です。

裏面に扱い商品の注意書きを載せておくと、取扱い説明書のかわりにもなりますし、名刺のかわりに使うことも出来ます。

ショップカードは、その5でお伝えする名刺と同じ方法やお店で作ることが出来ます。

フラワーギフトに添えたりできるので、販売活動される人はこれが一番出番が高いような気がします。

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その5)名刺

最後にご紹介するのが、お花に限らずビジネスをしていく上で欠かせない名刺です。

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女性相手に名刺を交換する機会が多い方なら、花の仕事を連想させるエレガントデザインの名刺をお渡しすれば、印象に残していただきやすいですね。

一方、男性相手に名刺を交換する機会が多い方なら、ビジネスライクなシンプル名刺をお渡しすれば信頼感を持っていただけると思います。ちなみに、複数の名刺を作り、お相手によって使い分けている方も多くいらっしゃいます。

そんな名刺ですが、作り方はおおまかにわけて4つ。

 (1)印刷屋さんにフルオーダー(オフセット印刷)
経費にゆとりがあり、webでの操作が苦手な方にオススメ

(2)webでテンプレートを使ってデータを送り印刷屋さんにオーダー(オンデマンド印刷)
PCや携帯から画像やロゴを入稿できる方にオススメ

(3)名刺用台紙メーカーのソフトと台紙を使って自分で印刷
それほど枚数が必要無いという方にオススメ

(4)自分でデザインして印刷
名刺サイズなどに拘らず、とにかく安上がりに作りたい方にオススメ

ちなみに(1)→(4)の順番で、金額も(高)→(低)となります。(1)~(4)についてもう少し詳細をご案内します。

(1)印刷屋さんにフルオーダー(オフセット印刷)

(1)の場合は、版を作るまで印刷ショップの方とやりとりが必要なので、お近くのお店や、以前他の印刷物を頼んだことのあるお店にお願いすると良いかもしれません。

(2)webでテンプレートを使ってデータを送り印刷屋さんにオーダー(オンデマンド印刷)

(2)は、ネットで「名刺、印刷、おしゃれ、即日、東京」などと入力して検索してみましょう。最近のweb名刺は「オンデマンド印刷」と言って、格安で短期間に仕上げてもらえます。いくつか参考までにお店をご紹介いたします。

・プリントパック
https://www.printpac.co.jp/contents/lineup/businesscard.html
100枚1340円~(送料込)
コマーシャルで有名な印刷やさん。ビジネス名刺がオススメです。

プリントパック

 

・VISTAプリント
http://www.vistaprint.jp/?no_redirect=1&xnav=logo
100枚980円~(送料別途)
女性向けのかわいいテンプレートが多数。お揃いでシールなどの販促品も作れます。

vista

・ラクスル
http://raksul.com/businesscard/standard/4c4c_matte_100_7days/
100枚463円~(送料別途)
安く作りたい方にオススメ。納品日を遅くし(最長7日)、メール便を選ぶと100部653円~と激安です。
rakusul

 

・sign
http://sign-product.net/
こちらはお値段はぐっとお高めです。
デザイナーが作るデザイン名刺専門店で、女性向けです。
お値段もそれなりにしますが、個性的な名刺が作れます。

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(3)名刺用台紙メーカーのソフトと台紙を使って自分で印刷

大手家電ショップや東急ハンズなどで販売している自宅で印刷する名刺用台紙を使います。紙の質などもいろいろあるので、お好みのものを見て選ぶことが出来ます。
こちらはエ-ワンのもの。

12http://www.a-one.co.jp/product/search/detail.php?id=51002

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http://www.labelyasan.com/support/download/

商品のサイズにあわせたテンプレートが用意されているので、自宅で気軽に名刺が作れます。

(4)自分でデザインして印刷

こちらは、コピー用紙や少し厚手のインクジェットプリンター対応の用紙を使って自由にデザインして印刷をし、カッターでカットするのが一般的です。

ですが最近は、あえて印刷はしないでかわいいスタンプを使ったり。。

stamp1(出典:http://grafischeslabor.blogspot.jp/)

 ヒモをつけてみたり・・

IMG_3521(出典:http://beachbrights.blogspot.jp/)

ミシンでステッチをかけるのもアイデアですね。

DIY Business Card(出典:http://www.creatingreallyawesomefreethings.com/)

 また、最近見かけるようになってきたのが「手書き」名刺。
インパクトや温かみがあるので営業系の方が使っているのを見かけます。100均などで購入できるかわいいメッセージカードを利用して、時間がある時にコツコツ作っても良いかもしれません。

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活用方法

せっかく素敵なカタログを作っても活用しなければ効果がありません・・・体験レッスンに来た方に、リーフレットをお渡しするのは当たり前として、いくつか方法をあげてみますね。

方法1)ショップカードにリーフレットを添えて、商品とともにお店に置いてもらう。

自分の教室に来てほしいような客層が来店するお店に置かせてもらいましょう。逆に、そのお店のリーフレットを自分の教室において宣伝をしてあげると良いと思います。

方法2)ポートフォリオは企業様との商談時に使用

ポートフォリオの項でも書きましたが、ポートフォリオは作品集になります。企業様との商談の際には忘れずに持参して、今までの作品を見ていただきます。

方法3)イベントでリーフレットを配る

イベント時には、自分の展示の通路際に、スタンド立てに入れたりして置いておくと、興味をもたれた方がお持ち下さいます。その時はタイミングが合わずお買い求めいただけなかったお客様からオーダーが来たり、販売をしている先生なら腕は確かと思う方も多いので、レッスンのお問い合わせが入ることもあります。
お買い上げ頂いたお客様のショッパーにお入れしても良いですね。

おわりに

花の仕事をはじめて間もない方だと、ホームページやブログの他に、あれもこれもとビジネスツールを用意するのは大変だと思います。

ですが、ビジネスチャンスは突然やってくるので、慌てない為にも時間がある時に準備をしておくことをオススメいたします。

はじめから完璧なツールを作ろうと気負うと、なかなか納得がいかずに先に進めないので、ロットを少な目に注文し少しずつバージョンアップをしていくつもりで気軽に制作してみてはいかがでしょうか。

きちんとしたビジネスツールは、相手に信頼感を与えますから、機会があればぜひお作りいただければと思います。

 

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@fujie_okamura
@fujie_okamura

Living in Tokyo / floral designer

フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。