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「有料展示会に出展する価値はある?」教室運営アドバイス⑦マコの部屋よりお届けします

2016.09.15
投稿者:fujie

当協会ではライセンス会員(講師になって教室を開講される方)の方々に、隔週で「マコの部屋」というメルマガを配信しています。

教室を運営していく上で必要だと思われることをピックアップしてお届けしているのですが、時折このマコの部屋を一般公開しており、過去に会員限定で配信した内容をさらに加筆してお届けしています。

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本日お届けするのは、とある作品展への依頼を受けた先生からのお悩みです。

マコの部屋@お悩み相談室 ~作品展出展の依頼を受けました~

マコの部屋@お悩み相談室へようこそ♪本日のお悩みは昨年末にFEJのラインセンススクールになられたAさんのお悩みです。

Aさんはアーティフィシャルフラワー服飾花コースからFEJの会員になられた方で、お教室運営も始めたばかりの先生です。

そんなAさんのもとに先日、一本の電話がかかってきたそうなのですが・・・・!?

お悩み)

展示会へ出展しないかと営業を受けました。出展料が15万円です。マコ先生ならどうしますか?

ご相談者のA先生は、展示会へお誘いを受けたものの、出展料が高額な為、出したら良いのか決心がつかず、困っていらっしゃいました。

実はこうした営業は、ホームページを持っていると、似たり寄ったりの内容で時々いただくものなので、皆さま、よろしかったらご一緒にお悩みをシェアしましょう^^

お悩み)展示会に出展するべきか悩んでいます

~お寄せいただいた悩み~

マコ先生へ

私のホームページを見たらしく、先日、株式会社○○○という営業の方から電話があり、9月に○○(ある国名)芸術家協会展示会○○(ある国名)外交関係樹立○周年を記念した作品展があるらしのですが、それに私の作品を出展して欲しいとの話をいただきました。

でも出展料が15万円(私にとって大金)ほどかかるようで、展示会という言葉に戸惑いと不安・憧れがあります。

「お金をかけてまでする出展する必要があるのか?」
「私には、出展するほどの技術がまだない!」

こんな思いで、決断がつきません。

またホームページを見てなのか、「○○(有名な女性誌)に掲載しませんか?」などの営業も有ります。 正直まだまだ未熟な私にどうして? もしかして騙されているのでは? と不信感もあって、こちらも同様に悩んでいます。

マコ先生ならどうしますか?お忙しい中、勝手な質問ですみません。

以上がAさんのお悩みです。

展示会、有名女性誌どちらからもお誘いがあるものの、教室を始めたばかりの自分に声を掛けてくる理由がわからず、困惑されていらっしゃいます。

~お答え~

●悩んだら自分に問いかけてみる

結果から申し上げると、私だったらまず出ません(笑)。

だって、その○○の展示会が本当に私に出展してほしかったら、出展料など取るはずがないからです。むしろギャランティーが発生するぐらいです。

こういった類のお悩みは、自分自身に(正直な気持ちで)問いかけてみると良いでしょう^^

「私は15万円かけて○○の展示会(○○の雑誌)に本当に出展したいのか!?」

すると答えが出てきます。

「いや、20万円かけてまでも出展したくはないな。。。」
「5万円だったら出てもいいけど、20万円だったら出たくはない!」

など、自分で出せる金額(上限)と、出たい媒体への憧れを、シンプルな天秤にかけてみると、自ずと答えが出てきます。

個人事業主への「営業」が増えてきている背景

Aさんのお教室にこういったイベント会社からオファーがあった背景として、長引く不況の煽りを受けて、スポンサーや広告主を必死で探しているイベント会社(または出版社)の動きが予想されます。

景気が悪くなると、イベントに協賛する企業は減りますし、雑誌の広告収入も当然ながら減ります。

営業担当者はいままでスポンサーとなってくれていた大きな企業に断られてしまったので、タウンページやホームページを片っ端から検索をして、Aさんのような個人事業主へ出展のオファーをかけている、といった感じです。

つまりAさんのようにお花の教室を主宰している個人事業主にまでもオファーがあるといことは、それだけ○○の展示会では資金が不足している、という風に考えた方が良いと思います。

Aさんを騙してお金をまき上げてやろう、なんていう悪徳業者ではないと思いますが、本当にその媒体(展示会主や出版社)がAさんに出てほしいと思ったなら、普通はお金を取りません。

なので、Aさんのようなオファーが来た時は、本当に心の底から自分はそれに出たいのかを、見極める必要があります。

マコの部屋・まとめ

洋服のお買い物のようなもので、悩むぐらいだったらやめておいた方が無難です。
(悩んで買った洋服って、結局着ないですものね・・・^^;)

何かお悩みを抱えていらっしゃる方は、一人でモヤモヤせずに、お悩み相談室までご一報下さい^^

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私マコと、専任事務スタッフが親身にアドバイスさせていただきます。

マコ

 


企業様や雑誌会社からのオフォーは当協会の会員さんにも多くあり、そんな時どのように対応したら良いのか、会員専用メルマガ「花仕事Q&A」で、随時お伝えしています。

<出版社からのあいまいな問い合わせにどう対応する?
<雑誌、新聞の取材の問い合わせが入ったら

会員の皆様は、過去のメルマガもご覧いただけますので、パスワード入力してお読み下さいませ。こちらも参考になると思います。

広告宣伝費は教室を大きくしていく上で必要なこともありますが、今の自分の身の丈にあっているのかといった冷静な判断は常に必要です。

思い切って展示会に出してみよう!雑誌に掲載してみよう!と思われた時、私が一番大事だと思うことはふたつです。今一度確認してみてださい。

・それを見た人が自分のサイトを見て、興味が持てるようなページになっているか?

・問い合わせが簡単にできるようになっているか?

例えば、ブライダル雑誌に掲載されたときには、興味を持ってくれた人が自分のサイト(インスタグラムでも)を見て思わず注文してみたいような画像が載せていなければいけないですし、問い合わせまでの導線も考えておかないといけません。

未来自分の生徒さんになってくれる方を集客出来るツールが自分の教室に揃っているのかどうかも広告や出展を決める大事な判断材料になると思います。

profminimini

 

 

 

 

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Living in Tokyo / floral designer

フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。