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すけるくんで作ってみた!Vol.1 アジサイピックの作り方

2017.03.22
投稿者:fujie

レジンや軽量粘度、石膏、プラパンなど、様々な素材を使って小物やアクセサリー作りをするのが流行していますが、「すけるくん」という乾くと透け感が出る特殊な粘度で、フェイクスイーツやキャンディを作りアクセサリーにして楽しむ人が増えています。

作っている方のサイトを見ると、本物ソックリで「これが粘度?」と思う精巧さです。

そこで今回は、このすけるくんを実際に使って、アクセサリー作りをしてみたいと思います。

すけるくんとは

今回使用するすけるくんはこちら。

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200gで1000円前後で販売されています。クレイ用の粘土などに比べるとやや割高です。

中は真っ白。さわると弾力があります。

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手にはつきにくく、扱いやすすそうです。それではさっそく、このすけるくんで「アジサイのピアス」を作っていきたいと思います。

粘度をこねる

まずは、良く洗ったオイル分のない手で、取り出した粘度を素早く、そして良~くこねます。こねが足りないと、乾いてからヒビ割れの原因になります!
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色をつけます

色付けには、水性サインペン・水性マジック・油絵具・アクリル絵具・水彩絵具などが使用できます、今回は身近にあった蛍光ピンクの水性ペンを使ってみました。

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※色を付ける時は、ちょっぴり薄めがコツです!硬化後、透けてくると色が濃くなるので、想像している色味よりやや薄めに色を入れておきましょう。

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色を入れたら均等になるまでしっかりこねます。ほんのりサクラ色になりました。

成形します

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・色をつけたすけるくんから、はなびら1枚分を取ります。
・こねて丸くします。
・はなびら5枚分の丸をつくります。

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・できた丸を5個ともつぶして平らにします。
・花びらの形になるように、指や竹串を使って整えます。
・これを5枚作ります。

※すけるくんは、乾燥すると10~20%程度、縮んでしまいます。出来上がりの大きさより、少し大き目に作っておきます。

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・花びらがリアルに見えるように、竹串で線を入れていきます。
・一番最初に成形した花びらから、順番に線を入れていきましょう。少し固くなってきてからの方が線がいれやすいですよ!
・全ての花びらに線が入りました。

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・5枚の花びらを、すけるくんが柔らかい内に、中央でまとめて、花の形にします。
・花びらが離れてバラバラにならないように、竹串の尖っていない方で、中央とんとんとつぶすようにして、まとめます。
※線入れに時間がかかってまとまらない時は、無理にまとめず花びら1枚1枚のままで乾かして、完全に硬化してから、ボンドで花びらを接着しましょう。

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アジサイが2つ、出来上がりました。

画像次回⇒まだ花が柔らかい内に、金具を入れる穴を竹串でつくっておきましょう。

この時点ではまだまだ不透明で、柔らかさが残っていますが、徐々に固まって弾力が増していきますし、透明になっていきます。

このまま、完全に乾燥するまで数日~1週間程度待ちます。時期や、形状により、かわく時間はかわります。

乾燥後

パーツを作ってから4日ほど乾燥させました。

冬場だったこともあり、もうすっかりカチカチです。

表書きの通り、折ってもパチンと折れて切れてしまうことはありません。

弾力がある、固いゴムみたいな感じで、ちゃんと元に戻りまた。

ピックに仕立てていく

すっかり乾燥したすけるくんで作ったアジサイ。これをピックにしてみたいと思います。使うのは、ワイヤー、ビーズ、穴あけです。

アジサイに穴を開けます

簡単に穴が開きました。

ビーズで花芯を作る

ワイヤーにビーズを通して中央で2つ折りにし、アジサイの穴に通します。

テーピングして完成です!

ワイヤーのままだとビーズを通したワイヤーが抜けてしまうので、抜け防止の為にテーピングをしておきます。

特に花の下はしっかりと!(グラグラする時はグルーで留めて下さい)

これでピックの完成です。

アレンジに入れてみました

かわいいお花のピックが入って、アレンジが華やかになりました。

例えば、これを本物のUピンにつけて花嫁様の髪飾りにして、使った後はウェルカムフラワーと一緒にお花として使えば、長く想い出を楽しむことが出来ますよね^^

 


 

 

 

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Living in Tokyo / floral designer

フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。