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ブライダルブーケが美しく撮れるたった一つのコツ!「写真の撮り方」

2017.04.07
投稿者:okada

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一生懸命作った大切なブーケ。手間ひまがかかるだけあって、いつも作っているアレンジメント以上に愛着がわきますし、何よりも花嫁様がお持ちになる大事なアイテムですから、普段よりもきれいに美しく、写真に残せたらうれしいですよね。
 
そんなブーケを、普通に撮影するよりもずっとずっとステキに写せるテクニックがあることをご存じですか?
 
特に難しい技術は不要なのに、写真の中のブーケの存在感がバツグンに際立つ方法です。今日はそんなテクニックについてシェアしていきたいと思います。

ご自宅やサロンでブーケを撮影するならどんな風に撮る? 

 もしご自身の生徒さんがレッスンでブーケを作ったら、どんな風に写真を撮影しますか?例えば、椅子やテーブル、ちょっとした台の上などに置いて、こんな感じで撮ることが多いように思います。
 

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これでも十分、質感はわかりますし、雰囲気も伝わってきますね~。レッスン記事をブログアップするならこんな感じで大丈夫です^^
 
ただこれがもし、花嫁様に向けたスペシャルなお知らせに使う写真だとしたら、ちょっぴりさみしいですよね。

ちょっとだけ、置く場所などにこだってステップアップ

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もう少しステップアップした写真を撮影したい場合は、置く場所や背景にこだわってみましょう。
 
ここで注意したいのは、なんの脈絡もないスタイリングです。不自然に手編みレースや造花を置いてゴマかすパターン、これはとっても危険で「昭和の香り」が漂いかねません。要注意です~。
 
そんな時は、イメージを作るとGoodです!「花嫁様が最後の身支度を整える為にブーケを置いたコンソールの上の風景」みたいな感じですね。
 
映画の中なら、花嫁様がお仕度するのは陽射しがきらきらと差し込む明るい部屋。花嫁様はちょっぴり緊張しながらも希望を胸に鏡に向かってお仕度をしているに違いありません。そんなイメージをしっかり頭に入れて、光の調整などもしてみて下さいね。カメラの光についてはこちらもぜひご覧下さい。

とっておきの撮影方法

では最後に、とっておきのブーケの撮影方法をお教えします。
 
それは・・・・、人物が持って撮影するという方法です。

このような感じです。

ブーケは花嫁様が持つのが前提。ある意味、洋服に近い部分があります。
 
洋服の通販では、人物に着せた写真とその色違いで「物撮り」したもの両方を掲載しても、圧倒的に人物が来た色が売れます。だから、ピンクや紫など、人気色の黒などに比べるとちょっと売れにくい色を、あえて人物に着せるそうです。
 
人物が持っていたり、実に着けていたりするとリアルなので、購買意欲につながるのですね。 
 
せっかくなので、いくつか作例を見てみましょう。
 
最初にご紹介するのはおとなっぽいパープルのブーケ。とってもステキですが、意外とコンパクトに見えませんか?どれくらいの大きさなんだろう、とみている方は思うはず。
 
dsc_3011
ですが手に持つと存在感がすごいことがわかります。こんなに豪華なブーケなら、ゲストの目も釘づけにですね。やはり、人物が持つと大きさや雰囲気がやはり良くわかります。
 
 
次はキュートなバッグブーケ。でも置いてあるだけの写真だと全体の雰囲気はちょっと伝わりにくい・・・。
 
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そこで実際に花嫁さんに持ってもらったら、こんなに可憐!お色直しの衣装のお色に合わせて持ったらさぞステキだろうな~という想像を掻き立てます。
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いかがですか?ブーケは断然、人に持ってもらうとステキだということがおわかりいただけたと思います。

おわりに

これから暖かくなると徐々に、春から6月のブライダルシーズンに向けてブーケを検討される花嫁様が増えてきます。
そこで普段からインスタやHPに雰囲気たっぷりのブーケ画像を載せておきましょう!
 
上で見ていただいたように、例え同じブーケでも撮り方ひとつで雰囲気が随分かわります。写真がステキだと、そのお教室自体もとても魅力的に見えて来るものです。
 
ブーケで集客したい!と思っている方は、いくつかブーケが出来たら、お友達にモデルさんをお願いして、一気に撮影してしまいましょう。ちょっとめんどうだな、と思うかもしれませんが、スタリングなどの難しいテクニックは不要なので案外ラクチンです。撮影をしはじめるとそれなりに撮れるので驚くはずです。
 
ブーケメインに撮影するので、ドレスも、手持ちのシフォンスカートや白いレースのお洋服などをうまく使いそれらしく見えればOKです。
 
ブライダル用のフォトは、ちょっと明るめに写真を撮影するのもコツ。自信作のブーケをさらに美しく撮影してお教室のイメージアップにご活用下さい。


 

 

 

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@fujie_okamura
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Living in Tokyo / floral designer

フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。