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フラワーコンテストにチャレンジしたいと思ったら

2019.11.14
投稿者:kayoiji

こんにちは!町田市「フルールベネット」主宰の通地です。

お花に携わっているとコンテスト参加のお話を聞いたり、雑誌などで情報を目にすることがあります。
また自分でネット検索しても各地で定期的にコンテストが開催されているのがわかります。

私も何度かコンテストに参加させていただいておりますが、
その中で私が思うコンテストに参加する時のポイントなどをまとめさせてもらいました。

今回は事前準備編とコンテスト開催中編の2部に分けています。

少しでも皆様の花活動の参考になれば嬉しいです!


~事前準備編~

コンテストに参加する前にやることは意外に多かったりします。
100%の作品を出せるように気を付けたい点をご紹介します!

【制作にはたっぷりな時間と余裕をもって】

せっかくコンテストに参加するなら賞がとれるような作品にしたいですね!
そのためには制作前にイメージを固める時間はしっかりととりたいところです。

流行りや主催側の課題テーマ等もあるのでコンテストの内容はしっかり確認しましょう。

コンテストの参加手続きなどもありますから余裕をもった行動を心掛けたいところですね!

一週間程は猶予をもって取り掛かれれば落ち着いて制作にも向き合えます。

 

【会場の状況は必ずチェック】

コンテストで展示される会場はしっかり下調べしましょう。
もし遠方でなければ一度足を運んでみるのもいいかもしれません。

参加者の人数、会場の規模と雰囲気、屋内や屋外で作品の見え方や色合いは変わってきます。

また、せっかく細かい箇所にこだわった作品を提出しても、他の大きな作品に埋もれてしまったり、近くで見てもらえなかったりなんてことがあると非常にもったいないです。
伝統あるコンテストならネットなどでの検索で様子を見ることもできると思います。

まずはじっくり情報収集をして会場を味方につけましょう!

 

【SNSをめいっぱい活用】

多くの作品に触れて自分のイマジネーションを高めるのもとっても大事です!

こんなイメージでやってみたいという参考があればアレンジの幅は大き広がります。

日頃からチェックするように習慣づけておくといいですね。

 

【出展前に第3者の意見を】

これだ!と、自信を持って提出することもとっても大事ですが、
せっかくならその前に誰かに作品を見てもらってコメントや評価をもらうのもいいかもしれません。

出してもらった意見が意外に重要なヒントになることも少なくありません。

お花に携わっていない人などにあえて意見を聞くのも率直な感想が聞けるのでオススメです。

 

【達成感を得られるようなコンテストにする】

せっかく参加しても何も得られなかった…

そんなことがないように参加するコンテストはしっかり確認しましょう。

終わったあとに、達成感を感じれるように自分の気持ちのマネジメントにも気を配りましょう。

次回への参加のモチベーションにも繋がりますよ!

 

【作品のイメージは明確に】

コンテストに出店する場合、作品のイメージやPR、制作に至った経緯などを書面で求められることも多々あります。

「なんとなく」で参加される方はもちろんいないと思いますが、

自身が時間と労力をかけた作品ですから、しっかりとしたイメージを持って

説明ができるように頭の中だけでもいいのでまとめておくと、スムーズに言葉にすることができると思います。

 

 

参加コンテスト実績

まずはコンテスト前の準備のポイントをご紹介させていただきました!

次は実際に私が参加させていただいたコンテストの一部とその時の様子をお送りします。

・2016 『かながわ花フェスタ21』 
第8回フラワーデザインコンテスト クイーンズカップ

コンテストのメインテーマは【人と花 素敵な出会い】

会場はクイーンズスクエア横浜でした。

多くの作品がずらりと並んでいます。

仕切りの中に入って作品を見ることができるので、細部にもこだわった繊細な作品を発表することができます。

クイーンズサークル&2Fクイーンモールに展示されました。

このコンテストにはプリザーブドフラワー部門で参加しました。

グリーンをメインにアクセントにカラー、バラを添えて植物の持つ美しさを感じていただけるようなイメージで制作しました。
また、背を高くすることで繊細ながらもダイナミックに目に留まるようなデザインを工夫しました。

 

・2016 フラワーexpo 

開催はイベント会場でお馴染み幕張メッセで行われました。

こちらはインテリア部門(アーティシャルフラワー)で参加しました。
コンテストの共通テーマは【ハートフルフラワー ~幸せを運ぶ「花」~】

当時の参加資格は花関連の仕事に就いている方、もしくは今後それを希望している方でしたので、非常に参加しやすい状況でした。

作品名『KANKI-歓喜-』
主要使用花材 ストック ハラン・アイビー

事前に提出したPR文は、作品紹介ポップにしていただき作品と一緒に展示となりました。

【当時コンテストに提出した作品のPR】

金婚式を迎えた2人を想い描いて。
何年経っても素敵な夫婦でいられることに歓喜し、2人だけの唯一無二の幾重にも重なるリーフフラワーと紅白と輝きを散りばめたゴールドカラーが、特別な日を恍惚とさせます。

 

受賞歴

・2019 フランス トリアノンパレスベルサイユ 第1回 Kajiki’s Artisw Show

今年の5月にFRのパリ・トリアノンパレスベルサイユで開催された、
IFA国際アーティスト連盟協会の【第1回 Kajiki’s Artisw Show】で出展・優秀作品賞を受賞しました。

由緒ある伝統的な建物が会場です。

こちらのコンテストは大きなメインテーマを定められていなかったので多くの作家様たちの様々な作品が並べられることとなりました。

多くの方が参加された会場は賑わっていました。作品は会場内に並べられます。

受賞作品「歴史の渦」

コンセプトは歴史ある会場になぞらえて、歴史を辿り厚みを増して大きく繰り返されていく様子を表現できたらと思い制作しました。

シンプルにグリーンカラーで統一しながら、額縁のゴールドを合わせ、上品な仕上がりになるように配慮しました。
奥行きと立体感を感じてもらうことができ、印象に残る作品にできたかなと感じています。

後日賞状も届きました。

達成感いっぱいで満足のいく結果が得ることができました。
現在は作品と一緒に教室のリビングサロンにしばし飾っています。

 

コンテスト開催中編

コンテストの様子はいかがだったでしょうか?
続きまして実際にコンテスト開催中に抑えておきたい事柄をお伝えしたいと思います!

【謙遜せずに堂々と】

謙遜が美徳とされる日本でも、スポットを浴びた時は堂々とした方がずっとかっこいいと私は感じます!

駆け出しだから、時間がかけられなかったからといって小さくなることはありません。

自分の見てほしいポイントを多くの方に見てもらえるようにしっかり自信をもって挑んでください。

 

【参加することで更なるスキルアップに】

多数の出展がされるコンテストはもちろん多くの参加者様の作品を見ることができます。

そこには自分が知らない世界や、技術にたくさん出会うことができて、とてもいい勉強になります。

私も毎回参加する度に新たな発見をして次回に生かせるようにしています。

 

【共感・情報交換できる仲間を集める】

コンテストには様々な方が参加され、会場を訪れます。
気に入った作品を制作された作家さんが近くに居たら声をかけたり、自分の作品を見てくださった方とお話ししたりと多くのコミュニケーションがとれるように頑張りましょう。

そしてそこで今後もお互いを高め合ったり、時には情報を交換し合えるようなお相手を見つけられれば、活動の幅は大きく広がります。
ふいに出逢った偶然がその後大きな交流に繋がることもあります。

コンテストのようにたくさんの人と出会える機会はとても貴重です!
いっぱいに活用していきましょう!

 

~終わりに~

「コンテストにチャレンジしたいと思ったら」
私の経験ではありますが、いくつかご紹介させていただきました。

初めは誰でも不安を抱えたり緊張をするのは自然なことです。
回を重ねていき、コンテストそのものを楽しむことができるようになれば花活動は更に充実したものになると思います。

この記事が少しでも多くの方のお役に立てましたらとても嬉しい思いです。

 

 


東京町田 ライセンススクール
フラワー&輸入雑貨「フルールベネット」通地 美弥子
ホームページ  https://www.fleursbenites.com
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@fujie_okamura
@fujie_okamura

Living in Tokyo / floral designer

フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。