たった１冊のカタログが始まりでした。

退屈だった日常から変化が欲しくて、何となくいいなと思って通い始めたプリザーブドフラワー。
資格取得コースでブーケを作った時に、これはステキ！面白い！とはまってしまい、「もう少しちょっと極めたい」と販売コースを学びました。

販売コース講義でもらった、たった１冊のフルリールのカタログ・・・
これが私のプリザーブドフラワー販売の始まりでした。

販売コース講義終了後に何気なく見せた知人からの大量オーダー。
上手に作れるかな、喜んでもらえるかな、梱包大丈夫？と、とても不安でたまりませんでした。

今では、とても恥ずかしい事ですが、その時はまだ、花材や資材の品番がわからずに困って本部へメールを出して教えてもらったのがつい先日のように思い出します。

資格取得だけであれば、趣味として自分の好きな色、好きなアレンジで作っているだけだったと思います。今はラデッセとしてプリザーブドフラワーを受け取った方、ご購入されたお客様に喜んで頂けること、人を幸せにしている事がとてもうれしく思っております。

好きな事　学んだ事を自分らしく、これからも極めていきたいと思います。

なぜあの時、あのタイミングで、まだ実績もなかったFEJへ飛び込むことができたのか・・・

気が付けばすでに2年、FEJに在籍し、またさまざま活動の中で本当に良かったと思える今があります。
ありがたいことに百貨店での活動は、単に「販売」というだけではなく、その枠を超えた、 口では言い表しようのない宝ものがたくさん詰まっていました。

商品制作での技術力や精神力アップはもちろんのこと、 メンバーひとりひとりとの信頼性は、短期間にもかかわらず同じ時間を共有し、
その中でお互いを思いやれるからこそ分かりうることで、会期をやり終えた感動はひとしお。

同じ目標を持ち頑張っている仲間を応援できるのも、FEJならではの気がいたします。

また、その実績から当店の信用性アップにもつながり、お花を仕事にしてみたいと思う生徒様も足を運んでくださいます。
百貨店での販売経験を直接生徒様へ還元できるというのも、普通ではなかなかできないこと。

販売を夢見る生徒様は本当に多く、少しでもリアルに「販売の今」を生徒様にお届けできればと思います。

私は初めての催事で約１３０個のアレンジを納品させていただきました。

短期間にこれだけの数を制作致しましたので、初参加時は要領も悪く睡眠時間を削りながらの制作となりましたが、それでも作ること、お客様に喜んで下さることが心から嬉しく感じていました。

初参加の催事終了後、ますますお花が大好きになっていました。
また催事での経験は私の自信にもなりました。
この経験がなければ今の私はないと思っております。

催事での貴重な経験を生かし、オリジナルブランドでの催事参加、企業様のカタログギフト制作などお仕事を広げることができました。

私は今、大好きなお花を通して沢山の方と出会えること、大好きなお花の仕事ができることに幸せを感じています。
お花を通し縁する方の幸せを祈り、また楽しく催事にレッスンに頑張りたいと思っております。

私は人見知りで緊張しすぎるところがあります。そのため正直不特定多数の方に『販売』をするということにあまり興味がありませんでした。
ＦＥＪに入ったときも、毎日楽しいレッスンが出来るといいなと思っていました。
でも、藤江代表のブランディングで、「販売は売ることだけでなくその後のレッスンにもつながる」ということを教えていただきました。

そして2012年母の日催事で初めて店頭に立たせていただき、 魅せるアレンジをつくるクオリティ技術の必要性を学び、チーム全員で協力し試行錯誤しながら得た販売力、
自分が製作したアレンジを購入してくださった方が喜んでくれる幸せ、 そしてその経験をレッスン活かしていくという大切さ、
販売は簡単なことではないけれど、頑張ったすべての過程が『宝物』となって返ってくるという実感を得ることが出来ました。

こんなに素敵な経験を与えてくださるＦＥＪに感謝して、 これからも生徒さまたちと一緒に『宝物』を手にしていけたらいいなと思っております。

「販売」という事が、大好きで新卒は百貨店を選んでいた私。

しかし、色々な経験がしたくてマスコミにてＯＬをしておりましたが、「自分の糧となる何かを学びたい」と思い、藤江先生のお教室を訪ねたのはもう何年前のことでしょうか。稲妻のような衝撃が身体を走り（笑）、お花の世界に、いや藤江・岡村先生マジックに魅せられ学び始めました。

こんな私の人生を変えた出会いから間もなくの「百貨店催事」。これが、劇的に人生が変わり、プロとして活動するきっかけです。

それから、どれだけの百貨店様に出店させていただいたでしょうか。。。
「好きを仕事にして、社会参加する」という精神から、私達をサポートしてくださる本部の先生方の想いが、この様なシステムを確立されています。個人ではとても難しいことなので、本当に有り難いことです。

その後、ＦＥＪの初の催事の時は、５店舗掛けもち出店。 製作個数は、３００個を優に超えました。
また、関西地区の現場指導にも行かせていただき、沢山の素敵な先生とも出会え、縁も広がりました。

そして、志が同じ仲間との出会いは私を大きく変えてくれました。互いの痛みが分かるから、人に優しく、そして時には厳しく、切磋琢磨出来たのだと思います。

私が毎回百貨店に参加させていただく理由。
それは、変化していく現場で今のニーズ・流行を肌で感じ、そして、沢山の活きた経験を積みたいからです。
プロ意識が確立したのは、百貨店催事の賜でしょう。
ですから今こうして自身を持ってレッスンし、生徒の皆様にお伝えできるのだと痛感しています。

経験に勝るものはなし。

お教室活動をしていると、自分の世界観の中で進みがちですが、ぜひ一歩飛び出し、経験されることをオススメいたします。
また、一度経験された方も、二度三度することに、違う世界が広がります。１つでも多くの経験、これは財産となることでしょう。

今後もこの経験を一人でも多くの方にお伝えできるよう、活動していきたいと考えております。夢が広がるばかりです。

次はどなたとの出会いがあるか、楽しみにいたしております。