「光触媒」というお部屋の空気をクリーンに保つ効果のある造花が数年前から出回っているのをご存知でしょうか?
光触媒と検索して頂くと 光触媒観葉植物 光触媒胡蝶蘭 光触媒フラワー などがヒットすると思います。
関西地区では、真夜中のテレビショッピングなどでも紹介されているのを よく見かけます。
光触媒の造花というのは
『表面にコーティングされた酸化チタンが空気中の臭いや雑菌を分解してくれるので 部屋の空気が綺麗になり、消臭、抗菌、防カビなどの効果がある』と説明されている事が一般的のようです。
そもそも 光触媒とはなんでしょうか?
【酸化チタンに紫外線を当てると、電子と正孔が生成され、これが水や酸素などと反応し、活性酸素や水酸ラジカルを生成する。この活性酸素や水酸ラジカルは、非常に酸化性が高く有害化学物質などを分解する。】という原理。
光触媒の基本的な原理は、1972 年に日本の科学者(東京大学の藤嶋教授)が発見。
酸化チタンに太陽の紫外線が当たるといろいろなものを分解することをたまたま発見したそうです。
その後1992 年に、酸化チタンを薄くコーティングする技術が開発され、蛍光灯の微弱な紫外線でも効果的に有機物が分解されることがわかり、
1997 年には 酸化チタンの表面が紫外線に誘起されると非常に水になじみやすくなり、表面に落とした水滴が一面に薄く広がるという超親水性が発見されました。
出典・参考文献
1) よくわかる技術解説「わかる!光触媒」
NEDO 技術開発機構HP(http://www1.infoc.nedo.go.jp/kaisetsu/evm/ev01/)
難しい言葉が出てきましたが、 要するに酸化チタンに紫外線があたると、大気浄化・脱臭・浄水・抗菌・防汚効果が望めるというものです。
造花の表面に酸化チタンがコーティングされていれば空気中の臭いや雑菌を分解してくれるという事なんですね。
そんな事は、個人では難しそう・・・・と思っていたのですが、
なんとあの TOSHIBAの関連会社である東芝マテリアル(株)から『ルネキャット』という名称のスプレーが発売されていました。
この商品は、布製品にスプレーできるので 造花にスプレーすれば、いわゆる 光触媒造花、光触媒人工観葉植物 になるという便利なものです。
今まで 似たようなスプレーが販売されていたようなのですが 『ルネキャット』がいい所は 太陽光だけでなく 室内照明の光でも 光触媒効果があるという点です。
こちらの商品です。
まさに 造花にぴったりですよね。
効果を継続させるためには、月に1度は観葉植物の葉の表面を乾いた布で拭いてお手入れをするといいそうですよ。
早速、トイレに飾っている造花に スプレーしてみました。
トイレにディフューザーも置いていたのですが そのディフューザーの匂いが あまりしない!と2~3日して、ふと気づいたのです。
スプレーして 約1が月程ですが 特にお花の変色は現在は有りません。
詳細な商品説明は、東芝マテリアル(株)の案内HPに記載されていますので ご覧くださいね。
https://www.toshiba-tmat.co.jp/res/renecat/index_j.htm
購入は Amazon 楽天 ヤフーショッピング 東京堂などでできます。
私は 完成したアレンジにスプレーしましたが
アレンジする前の造花にスプレーしておいて 作品を制作してもいいかもしれません。
手軽に光触媒のアーティフシャルフラワーにできますので レッスンに導入すると喜ばれるかもしれませんね。
宜しければ、お試しください。
兵庫県オフシャルスクール
アトリエフェリーチェ 堀内かず美
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