ワイヤーカットの際、皆さんはどの様にカットされていらっしゃいますか?
実は、ワイヤーにもこうすると良いという持ち方がありますので、ご紹介いたします^^
まず、ワイヤー1本を人差し指と中指でワイヤーを挟むように持ちます。
そして、親指と薬指でも同じようにワイヤーを挟みます。
そうすると写真の様な持ち方となります。
ワイヤーをハーフカットにするとします。
カットする部分は指と指の間のワイヤーです。
その際、ワイヤーの半分の位置か分かりづらいですので、
指の上に出ているワイヤーと下に出ているワイヤーの長さを、
おおよそで結構ですので合わせておきます。
そうすると、あとは簡単☆
指と指の間のワイヤー半分の所でカットするだけです。
(ハサミの入れ方)
切り口を尖らせたい場合は、刃先を斜めに入れてカット(①写真参照)
尖らせる必要のない場合は、平行に入れてカット(②写真参照)して下さい。
結果、どうでしょう♪
写真の通り、それぞれ挟んでいた指と指の間にワイヤーがしっかりと残っていますね。
この持ち方でカットすると、カットしたワイヤーが必ず手元に残る為、
ワイヤーがバラバラどこかへ飛んで行ってしまうことや、
床に落ち「あれ?半分どこに行ったかしら?」と言ったことが無く
スムーズに次の工程へ進めます。
レッスンはもちろん大勢で行う講習会の時にも最適です。
ワイヤーの持ち方1つですが、最初から基本の「構え」をお教えすると、
生徒さまや受講生ご自身もお花をやっている感を大きく感じて頂けるため、
最初から最後までレッスン全体が引き締まります。
プロっぽくも感じられますよね☆
意外にも知られていないワイヤーの持ち方。
前回のワイヤーケースの使い方と一緒に、新規の生徒様がお入りになられる時など、
お花への第一歩、基本の動作としてお教えいただければと思います。
(※注意) 指がまだ短いお子様やご年配の方などは、
怪我防止の為、その方が切りやすい方法でお教え下さいませ。
ワイヤーの切り方を教えてくださったのは
アトリエMikure(ミクレ) 中 川先生です