日本一のフラワーデザインを決定する「日本フラワーデザイン大賞」がパシフィコ横浜にて11月14日~11月16日に開催されます。
厳正なる一次審査を通過した9部門380点の作品が展示され、そのなかから大賞/内閣総理大臣賞が選出されます。
また私ごとではありますが、昨年に引き続き出展させていただけることとなりました。
今回はブーケ部門での挑戦です。
一次審査は写真審査ではなくデッサン画によるもの。
頭の中で想像するデザインを、画におこすという作業は想像以上に難しく、絵心のない私にはドキドキの審査そのものでもあります。
また一時審査通過をしたといっても、本選出展の権利を得ただけにすぎず、ここからが正念場でもあります。
コンテストとは作品展と全く違い、オリジナリティにあふれ、独創性もあり、ほかにはないデザインでなければならず、会場へ足を運ぶごとにその作品ごとのデザインの素晴らしさに目を奪われます。
想像力、表現力、そしていかに花を魅力的に見せるか・・・
今の自分に足りていない部分を目の当りにできる瞬間でもあり、毎回刺激をいただきます。
また、会場内では子供部門の作品展示や高校生のフラワーデザインコンテスト、デモンストレーションなどもあり、フラワーデザインの可能性、創造性をじかに目で見、感じることができます。
普段なかなかコンテストを目にする機会がない方にはぜひ足をお運びいただき、数百点ものフラワーデザイン作品から発せられる植物同士の調和や、花から感じる心地よさを味わってみてはいかがでしょう。
生花での新たなデザインの世界が垣間見えます。
シャンリーブル
萱谷厚子