みなさま、こんにちは。
神奈川県横浜市でFEJオフィシャルスクール「フレーズ」を主宰している柘植です。
フラワーリースと言えば、ドアや壁にかけて飾ることが一般的ですが
天井からつるして飾るフラワーリースもここ数年人気がありますよね。
フライングリースの魅力はなんといっても360度どこからみても美しいデザインであること♪
お部屋のインテリアだけでなく店舗のディスプレイとしてもインパクトがあり十分使えるアイテムです。
また吊るして飾るので、ツルやリボンを垂らしたり、より立体的に飾ることができるのも魅力ですよね。
さて、そんな魅力いっぱいのフライングリース。自分で手作りしてみたいと思う方も多いのではないでしょうか^^
難しそうに見えるフライングリースですが、意外と簡単に作ることができます♪
お花初心者さんでも失敗しないためのポイントは2つ。
「土台や花」など花材のチョイスと、「花材の入れ方(見せ方)」です。
どちらもリースなのだから、壁かけリースと同じでよいのでは?と思うかもしれませんね。
でも吊るすデザインならではのポイントがあります。
1)作りやすい土台の選び方
壁かけリースとフライングリースの一番の違いは飾り方ですよね。
吊るして飾るフライングリースの土台は、リースリングに吊るすための紐などをつけてぶら下げます。
土台の作り方としては、普通のツルリースにリボンや麻ひもを結ぶ方法が一般的です。
ツルリースも太いつるのものや、細かい枝で作られたものなどさまざまな種類があります。
花材をすべて貼って作る場合はどちらを使っても大丈夫です。
ただ、細かい花材をたくさん差し込んで作る場合は、硬くて太いつるは差しづらい場合が多いです。
ワイヤーが差しやすい、やや細かめで柔らかい素材のツルを使ったリースリングを選ぶと作りやすいですよ^^
そしてもうひとつ、最初から吊るすチェーンなどがついている土台を使うのも便利です♪
こちらは100均のアイアンサークルフックです。
このままではお花を挿す部分がないので、リースリングをワイヤーで留めて使っても♪
本体がアイアンなのでしっかりしていますし、紐などをつける時のリースの傾きやバランスもとりやすいですよ。
2)花材の選び方
お花初心者さんでも作りやすいフライングリースの花材選びのポイントは3つあります。
ひとつめは色合わせ!
お花がいっぱい入ったリースの場合は特に色合わせが難しいですよね。
たくさんの色を入れる多色使いのリースは華やかですが、お花初心者さんには少し難易度が高いですね。
いわゆる「同系色」といわれる色合わせが作りやすくておすすめです。
ふたつめは垂れる花材をプラスすること。
フライングリースは高いところに飾るので、グリーンやツルもの、リボンなどを垂らして飾ると雰囲気がでます。
アイビーなど先端の美しいグリーンや、先端が細くて軽やかなツル類などが相性ばっちりです。
そして花材の選び方3つ目のポイントは、花材のボリューム。
壁かけリースは裏面はお花が必要ありませんが、フライングリースは上下も側面もお花が入ります。
普段より花材は多めに準備しておくと安心です。
今までは花材についてのポイントをご紹介してきました。
では作り方にはどんなポイントがあるのでしょう!
1)花材が落下しないようにしっかりと固定する
フライングリースは下向きに飾るので、花材が非常に落ちやすいです。
ワイヤリングした花材を差し込む場合も、必ずボンドやグルーなどを使ってしっかりと固定するようにしましょう。
また天然素材を使って作る場合もあると思いますが、劣化しやすい花は注意が必要です。
飾っていたら上から花がバラバラ散ってこないともかぎりません・・。
ドライフラワーなどを使う場合は、散りにくい花材を選ぶといいですね。
2)フライングリースは側面と下面を美しく
壁掛けリースは飾った時に正面が一番きれいに見えますよね。
一方のフライングリースは吊るして飾りますので、側面と下面が目立ちます。
少し離れた場所から見ると側面が目立ちますが、近くで覗き込むように見ることも多いので、下面も美しく作る必要があります。
側面から下面にかけてバランスよく花材が入るように作ればOK!
一方上面はリーフなどを多めにしてもよいですね。
作る時もフックなどにひっかけて飾ったときの見栄えを時々チェックしながら作ると失敗が少ないですよ。
お花初心者さんでも失敗しない!手作りフライングリースのコツをご紹介しました。
参考にしていただけると幸いです♪
フレーズ (FEJ神奈川オフィシャルスクール)
柘植 恭子
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