徳島にてオフィシャルスクール フラワーサロンシャンリーブルを主宰しております萱谷です。
みなさんはお花をギフトにする際、クリアケースやボックスアレンジなどにリボンをかけますよね。
そんな時、ほとんどの方がシングルの蝶結びにしていると思いますが、ふとダブルの蝶結びってどうすればいいの、と考えたことはありませんか?
もちろん、シングルの蝶結びを二つ重ねてダブルにする方法もありますが、実はとっても簡単にダブル蝶結びもできるので、ぜひ覚えてください。
まずは、リボンをかけたい箱とリボン、はさみを用意します。
結びたいループの大きさを作ります。
折りたたむように重ね右側に2つループ分、左側に1つループ分とります。これが左側の必要な長さです。
右側はその半分の長さ程度必要です。
では、結んでいきます。
リボンの両端を十字に結んで、上下に出します。その際、左側に長いリボンが下向きに出るように結びます。
この時、リボンの種類により緩んでしまう場合は、角を使って結ぶととまりやすくなります。
長くとった左下リボンでループを作ります。
そのまま折りたたむように、右側にループ2つ、左側にループ1つ分作ります。
ちなみに、裏表のあるリボンの場合はあらかじめぎゅっと結んだときに、上にくるリボンは裏、下に出るリボンは表になるようにします。
ループを作る際はくるっと円を描くよう、常に柄が出るよう意識しループを作り、重ねます。
ここからは同じ工程です。
右上に出ているリボンを手前に回して、中心部分を巻きます。
手前に回したリボンを後ろに持っていき、ループを作りながら間を通し左側へもっていきます。
そのままぎゅっと結びます。
この時、勢いよく引っ張りすぎるとループが抜けてしまうので気を付けてください。
4つのループがバランスよくなるようそれぞれ、少しずつ引っ張りながら調整します。
ダブル蝶結びはシングルを2つ重ねてもできますが、一本で結べる方法を知っておくと、できる先生と生徒様からも信頼もアップしそうです。
ぜひ覚えて、いろいろなシーンで使ってください。
シャンリーブル 萱谷厚子