本日はプリザーブドフラワーアレンジメントには欠かせない材料【モス】についてご紹介いたします。
モスとは?
アレンジメントのグラウンドカバーとして主に使用される花材の総称です。
モス(苔)と呼ばれていますが、実際にはコケではないものも含みます。
モスの種類
◆アイランドモス(ゴムのような弾力のモコモコした北欧産苔のプリザーブド)
◆スパニッシュモス(細長い、アメリカ~中南米産のモス)
◆シートモス(山苔をシート状にしたもの)
ほかに
◆フィンランドモス(アイスランドモスの白いもの)
◆カーリーモス(細長く、カールしたモス)
◆山ゴケ、水ゴケ(日本の山中でも見かける、最も一般的なコケ)
・・と、色々な種類があります。
カラーバリエーションは殆どありませんが、グリーンを中心に、最近はカラー付のものも多少、出回るようになってきました。
使用する場合、必要性やアレンジの雰囲気、色に応じて選びましょう。
どんな時に使うの?
加工上、プリザーブドフラワーは、花首より下が通常はありません。
茎に見立てたものを、ワイヤーで作るところからはじめるのが、
プリザーブドフラワーの最大の特徴です。
このために、アレンジが完成したとき、気をつけないと、
茎や葉が ついていないことから、 ワイヤーや サハラが見えてしまうことがあります。
そんな時、モスを使いましょう!
このように、モスでアレンジメントの隙間を埋めることで、ワイヤーやサハラを隠すことができます。
また、アレンジメントのアクセントとしても最適ですし、
モスと同様にグラウンドカバーとして使用する、アジサイなどの小花類にくらべ、
コストが圧倒的に安いので、原価を低く抑えたいときにも便利です。
いかかでしたか?優秀な花材、モス。
効果的に使用して、アレンジメントの幅を広げてみましょう。