FEJ会員の皆様へお届けしている無料メルマガ「プロフェッショナルの部屋」。旬の情報から講師として必要な知識まで、花にまつわる様々なトピックスをお届けし、花活動のヒントにしていただいています。
Lewis Miller : http://lewismillerdesign.com/
フラワーエデュケーションジャパン・岡田です。
今年の春に皆様へ配信させていただいた【 世界を魅了するトップフロリスト「Lewis Millerルイス・ミラー」のフラワーレッスンをお届けします】、ご覧いただけましたでしょうか。
●たっぷり15分のフルバージョンはこちらでご覧になれます
http://flowereducation.net/blog/2017/02/37651(会員様専用。パスワードを入力してご覧下さい)
●どなたでもご覧になれるショートバージョンはこちら
https://www.instagram.com/p/BSfHhSHDd3g/?taken-by=fujie_okamura
ルイスがフラワーエデュケーションジャパンの為に彼のクルーを使って撮影してくれた動画は、配信後にたくさんの反響をいただきました!
動画では、花器のセッティングから完成までの流れを、コツをはさみながら惜しみなく私達に披露してくれたルイス。
本日のメルマガでは、そんなルイスの創作の秘密に更に迫るべく、10個の質問を用意してインタビューしましたものを、皆様にお届けしています。今回質問したのはこのよう内容です。
こちらではダイジェスト版になりますが、ルイスへの質問の一部をどうぞご覧下さい!
こんにちは。藤江です。
ルイスミラーは世界のトップフロリスト20人に選ばれた、今最も旬なフローリストです。
インスタグラムやピンタレストを良くご覧になる方は、海外のフレッシュフラワーアレンジメントのコンポジションの変化に、きっと気が付いていらっしゃると思います。
左右に自由奔放に枝や花が伸びていて、中央はラウンドをとらず、むしろデコボコ。こんなスタイルの花やブーケスタイルと言えばおわかりいただけるでしょうか。
Lewis Miller : http://lewismillerdesign.com/
このスタイルを確立したのが、ルイスミラーです。
一昔前に流行した、茎を短くしてぎゅっと花を詰め込んでいたたニューヨークスタイルを、ルイスミラーが一変させてしまったのです。
彼のコンポジションを学びたいと世界中のフロリストが憧れているのですが、ルイスはレッスンを全く行っていません。
一部、たくさんの著名フロリストがコマを持つフラワースクールでレッスンを受け持っているいるのですが、そこでのレッスンは私達に撮影してくれた動画よりずっとシンプルな内容で、とても高額だそう!
それでもたくさんの人たちがルイスのレッスンをこぞって受けているそうです(セッティングから完成までルイス自身にコツを説明してもらう動画を無料で見られるのはラッキーとしか言いようがありません!)。
世界のフラワーアレンジのスタイルの潮流を変えてしまったルイスの花。
彼の花の秘密に迫る為、今回はルイスに10の質問をインタビューをさせていただきました。
こちらには抜粋して4つの質問を掲載いたします!どうぞご覧下さい。
●ルイスの花は全体的にどこか詩的なものを感じます。抒情的で、花一輪一輪の表情が捉えられていて、見るものに感動を与えます。そんなルイスのデザインに何か決まりはあるのでしょうか?2つの質問をしてみました。
ルイス:花を購入してからどの花器を使うかを決めた方が、アレンジがよく見えると思います。でも、どちらが最初という決まりはありません。
ルイス:どこにでもインスピレーションを感じる物はありますが、美術館、映画、シアター、旅、本などでしょうか。
Lewis Miller : http://lewismillerdesign.com/
いきなりルイスのフラワーデザインの秘密に迫る質問「花のデザインを決める時はどこから決めますか?」が登場です!
講師をしている先生方は同じ質問を生徒さん達から受けたことがあるかもしれません。そしておそらく答えも、大体ルイスと同じではないでしょうか。
天才ルイス・ミラーも私達と同じように考えてデザインをしていると知ることでなんだかちょっと自信がわいてきます^^
Lewis Miller : http://lewismillerdesign.com/
●多くのブライダルを手掛けているルイス。1億円規模の結婚式も多数手掛けていますが、これさえ外さなければ失敗しない!みたいなコツや逆に今までで苦労したことを聞いてみましょう。
ルイス:花嫁さんの外見やどんなセンスをしているのか?と言う点に気を付けたり、 結婚式の会場の雰囲気と依頼主がどんなイメージを感じにしたいのかを聞いて作ります。
あまりトレンドに惑わさせれず、できるだけ花嫁さんの個性がでるようにつくるようにしています。
ルイス:今までで一番苦労したのは、フランス・ニースでの結婚式です。スケールが大きすぎたのと、外国だったのでまずここで苦労しました。
また花嫁さんの好みが、私のフラワースタイルとは違っていたので、通常はしないスタイルで全てを作り上げていくのは大変でした。
ちなみに花嫁さんの好みは「息ができないほど花をボリュームいっぱいに詰め込んだデザイン」。これは、私のスタイルではありません!
Lewis Miller : http://lewismillerdesign.com
ルイスミラーの結婚式の装花は、ものすごく壮大で、多くのパーティプランナー達に影響を与えています。
Lewis Miller : http://lewismillerdesign.com
そんなルイスでも、花嫁さんの外見やどんなセンスをしているのか?と言う点に気を付けたり、結婚式の会場の雰囲気と依頼主がどんなイメージを感じにしたいのかを聞いたり、できるだけ花嫁さんの個性がでるように・・・などという点に気を配っているという答えはとてもベーシックで、逆にちょっとした驚きでもあります。ルイスクラスのデザイナーならお任せでという方も多いはずでずが、それに甘んじないで依頼主の希望に添うようにプランを練っているのですね。
ルイスミラーはちょっぴりシャイで、そしてものすごく良い人だそうですが、そんな彼の人柄を物語っている答えではないでしょうか。
さらに詳しくルイスミラーの魅力に迫りたい方は、どうぞ本編をじっくりとご覧下さいませ。
10/24配信号 世界のトップフロリスト ルイス・ミラーの花の秘密に迫る!FEJからルイスへの10の質問
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重厚感や豪華さがありつつも、スタイリッシュなルイス氏のフラワーデザインを見て「花って本当に美しいなあ」と感動したことを覚えています。
「色」と「陰影」が美しく重なり合ったスタイルは圧倒的な美しさで、ルイス氏の花は本当にずっと私の心に残りました。
いつの日か実際のお花を見させていただける日を楽しみにしております。私達FEJのインタビューに答えてくれたルイスに心より感謝いたします!藤江