※こちらの記事は以前ご紹介したものに加筆してお届けしています
プリザーブドフラワーアレンジメントの世界ではワイヤー、茎、リボン、布地、紙など、本当にさまざまなものをカットします。
ただ、あまりにも種類が多いので、アレンジメントを始めたばかりの初心者さんは、どんなハサミを買ったら良いのか迷ってしまうかもしれません。本日はプリザーブドフラワーのアレンジメントには欠かせない『ハサミ』をご紹介いたしますので、それぞれの用途に応じて使い分ける参考にしていただければと思います。
リボン・ペーパー等のカットやワイヤーカットなど、細かい作業に適しているハサミがあると便利です。
ギザ刃付きのものはワイヤーをカットするのに役立ちます。ギザギザの無い先端の部分では、紙や茎も切れる万能タイプなので、お教室向け(初心者向け)です。
ワイヤーカッターがついたタイプもあります。
100均で売っている園芸用のハサミで先端がギザギザになっているものでもOKです。
まず何かハサミをひとつ揃えたいという方は、ワイヤー兼用ハサミを用意しましょう。
リボンカットはもちろん、きりっぱなしやギザギザの形をいかしたファブリック使いに役立ちます。プリザーブドフラワーのアイビーリーフなどをカッすると、違う葉のようになって面白いですよ。
ピンキング鋏は無くても大丈夫ですが、お教室などが大きくなってきた時には、リボンカット用にあると便利です。
太いワイヤー・アーティフシャルフラワー等のカットをする専用のワイヤーカッター。他のハサミ類に比べるとちょっぴり高価です。
アーティフィシャルフラワーをメインにアレンジを作る方であれば、初心者さんでもこちらのワイヤーカッターが無いと作業がはかどりませんので、ご用意されることをおすすめいたします。
布やリボンをカットする時に使うハサミです。ラシャ鋏や洋裁鋏と呼ばれています。
プロの使う布用のハサミはとても高価ですが、切れ味はバツグンです。フラワーアレンジをする先生であれば、リボンカット用に、ほどほどのお値段のものを購入すれば良いと思いますが、カルトナージュや布花などをされる方であれば、ラシャ鋏は必須となりますね。
ニッパーやペンチなどのクラフトペンチでも、ワイヤーをカットできます。
ワイヤリングやアレンジメント制作の際にもペンチはあれば便利です。100均でも手に入りますので1本ご用意されておくと良いですね。
まずはワイヤーカットが出来る鋏を1本用意して、少しずつ、活動の幅に合わせてお使いになる鋏のバリエーションを増やしていって下さいね。