みなさま、〈ラムズイヤー〉というリーフをご存知でしょうか。
葉の表面がふわふわモコモコしている、なんとも可愛いシルバーリーフです。
使ってみたい!とおっしゃる生徒様が多い人気花材、ラムズイヤー。
今日は、そのラムズイヤーの扱い方について、 お教えしたいと思います。
ラムズイヤーは下の写真のように、クルッと丸まった状態のものが多くあります。
このままでは、アレンジに使いにくいので、
まずは、くるんと丸まったものは、アイロンで綺麗にしてしまいましょう。
左がアイロン前、右がアイロン後です。
ずいぶん、きれいになりました♪でもあて過ぎにはご注意くださいね。
つぎに、アレンジへの入れ方です。
ラムズイヤーの特徴は、美しいシルバーリーフと、やわらかさ。
それゆえに、リーフがへにゃっとしてしまい、
うまく形をつくるのに苦労するときもあります。
このアレンジ、葉の根元でワイヤーをくるくるとねじる「ツイスティング」という
ワイヤリングで処理したラムズイヤーを使っています。
これだと葉先が垂れてしまい、アレンジが決まりません・・
通常こんなときは、リーフに「ソーイングメソッド」というワイヤリングを施しますが、
(ソーイングに関してはこちらの「パリスタイル必勝法」をご参照ください)
ここで、ラムズイヤーならではの一工夫です!
Uピン状に曲げたワイヤーを長くリーフの裏側に沿わせ、
その先端部分に少しだけグルーをつけて 固定します。
こうすれば、ソーイングメソッド時の欠点、ワイヤーの縫い目が、
葉の先端に出ずにすみますね。
リーフも自然な形で立ってくれますし、少しカールさせたり、
角度をつけるのも思いのままです♪
このほか、
・リーフの軸と先端を一緒にワイヤリングして2つ折りにする
・何枚か一緒にツイスティングする
・花器やセック(土台)に直接、貼り付けて楽しむ
なんてことも・・。
それぞれ、また違う表情のラムズイヤーを楽しみことができますよ^^
お教室で人気のラムズイヤー。
テクニックを習得して、ぜひレッスンメニューに加えてみてください。
生徒様の「先生、すごい!」「裏ワザですね!」なんて絶賛の声を聞けること、
間違いナシです!
ラムズイヤーの扱い方を教えてくださったのは、
「アトリエポレン」の大川先生です☆