皆様こんにちは。フラワーエデュケーションジャパン岡村です。
FEJ本部には、毎日ご入会のお申込みや教室紹介のご依頼、事務手続き方法や教室運営のご質問など、色々なご連絡が入ります。
専門事務スタッフが、いただいたご質問にはひとつひとつ対応させていただいておりますので、何かあればぜひお気軽にご連絡くださいませ^^
そんなお寄せいただいたお悩みの中から、今週配信予定の7月号の会員限定メルマガ「花仕事Q&A」で”コサージュ500個の注文を頂いたので生徒さんに仕事を委託したいけれど、委託料の適正が解らず悩んでいます”というご相談を紹介させていただきます。
相談者様は、生徒さんへコサージュ制作の仕事を委託したいのものの、賃金をどのように算定したら良いか解らず困っていらっしゃいました。
色々なご縁で、大量のお仕事を依頼されることがお花を仕事にしていると時々ありますが、そんな時は誰かの手を借りたいものです。
そうした場合のお手伝いの方への報酬の算出の仕方について、シェアしていきたいと思います。
~お寄せいただいた悩み~
数も多く、お仕事支援の意味も含めて、制作の一部を、是非生徒様へ委託していただきたいと考えております。
そこで、3点お聞きしたいことがあります。
悩みその1)
利益の●%くらい や 商品代金の●%位など、委託料の算出方法・目安・相場 などを教えて下さい。
悩みその2)
委託料をお支払いするタイミングは委託依頼時か納品時かまたは半々など、いつが適当ですか。
悩みその3)
委託料支払の際の振込控えがあれば、書類への承諾サインや生徒様発行の領収書は不要でしょうか ?
以上3点をご教示いただけましたら幸いです。
ご相談者様は、委託料の相場というものがあれば教えてほしい、また、お支払のタイミングや、委託料を生徒さんが受け取った後に領収証を出していただいた方が良いのか、お悩みでした。
今回は、制作以外の業務や、仕入などを全てご相談者様が負担されるので 、利益の●%・・・のように計算するのは難しいと思います。
そこで、以下のようにお答えをいたしました・・・(続きは配信済みのメルマガにてご覧くださいませ)
私の回答は「双方にとってメリットがあること」。この点に重点をおいて考えさせていただきました。
その結果、ご提案した方法で委託料を算出し、生徒さんへお仕事の提案をしたところ、話はとんとん拍子に進んでいると、うれしいご報告をいただき、私もホッといたしました。
実はこういったお仕事の場合、「お弟子さんとしての修行の一環」として、制作費を支払わなかったり 、 レシピ案をお弟子さんに提出してもらって、師匠の名前で世に出す…なんてことは、お花業界のみならず、お料理の世界などでもよく耳にしますが、その度に、今の時代に即していないな・・と驚いてしまいます。
いろいろなケースがあると思いますが、誰かが不当に損をしている関係は長く続きませんので、今回のような条件は、双方にとってメリットのあるものだと思います。
コサージュは、仕入れ、制作、納品まで、数も多いので大変ですよね。 でもその分、遣り甲斐もあると思いますので、先生と生徒さんが一緒に力を合わせて、実りの多い仕事にしていただきたいな、と思いました^^