FEJライセンススクール会員の皆様へお届けしている無料メルマガ「プロフェッショナルの部屋」。旬の情報から講師として必要な知識まで、花や手工芸にまつわる情報をお届けし、花活動のヒントにしていただいています。
こんにちは。フラワーエデュケーション本部です。
東京ではまだまだ暑い日が続いていますが、皆様はどのようにお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
小学校や中学校などの学校の夏休みが終わって新学期が始まり、慌ただしい日々を過ごされているなんて方も多いかもしれませんね。
季節の変わり目で体調を崩されないようお気を付けくださいませ。
本日のプロフェッショナルの部屋はニューヨーク在住16年のライター&翻訳家の安部かすみさんによる【ニューヨークのストリートと花事情】をお届けいたします。
今回のTOPIC
・[1] 天才フローリストによる驚きのインスタレーション
・[2] 長さ約12メートルの巨大ブーケが広場に登場
ニューヨークといえば、おしゃれなレストランやカフェなどが多いですが、ストリートではお花を使った活動が現在注目されているようです。
それでは安部さん、よろしくお願いいたします。
こちらはダイジェスト版で全てはご覧いただけないのですが、一部をご覧下さい。
こんにちは、ニューヨーク在住16年のライター&翻訳家、安部かすみです。
アメリカ・ニューヨークを中心としたお花の情報をお届けするメールマガジンの配信、今回2回目になります。
どうぞよろしくお願いいたします。
今夏は日本各地が猛暑や水害に見舞われました。
私も仕事で7月は丸1ヶ月間日本に滞在していましたが、特に旅行先の京都で39度(体感温度43度!)の猛暑を体験しました。
大雨で被災されました地域の皆さまにおきましては、一刻も早く通常の生活に戻れますように願っております。
さて今回のメルマガでは、「ニューヨークのストリートと花事情」と題して、ニューヨーク生活で見聞きした身近なお花情報についてお届けします。
ご一読くださればうれしいです。
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本日のTOPIC
ニューヨークのストリートと花事情
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ニューヨークは今の季節、とても街歩きが楽しいです。
ストリートを歩いていると、日本では見かけないようなおしゃれなお店やおいしそうなレストランが軒を連ね、さまざまな人種の人々とすれ違います。五感で楽しませてくれる街だと思います。
そして実際に歩いてみると、華やかなイメージとは裏腹に、ゴミやポイ捨ての多さなど大都市の側面もきっと垣間見ることになるでしょう。
公共のゴミ箱が設置されていても、清掃作業が追いつかないのか、ゴミの山になっていることもしばしば…。
私が日本に滞在した7月の1ヵ月は東京、京都、福岡と3都市をまわりましたが、どの街もゴミ箱が設置されていないにもかかわらず、道路や公共施設にゴミひとつ落ちていないということに日本人ながら感動しました。
改めて、日本の素晴らしさを実感したところです。
そんなゴミ問題に悩まされるニューヨークですが、少しでも改善して、お花で街を彩ろうとする活動がいくつか行われています。
お花を使ったストリートのインスタレーションを語る上で、以前弊社のブログでも紹介したアメリカ人天才フローリストとして名高いルイス・ミラー(Lewis Miller)氏の活動は見逃せません。
ミラー氏とは、本拠地ニューヨークでは、1億円相当のデコレーションや、1テーブル50万円相当の装飾から請け負っているという超一流のセレブ・フローリストです。
【以前掲載したルイス・ミラー氏の記事】
世界を代表するフラワーデザイナーを紹介「NYの天才フロリスト、ルイス・ミラーLEWIS MILLER」
そんなミラー氏が2017年に行ったのは、ニューヨークのストリートに置かれているゴミ箱を花瓶に見立てて大きなブーケを作るという、「フラワー・フラッシュズ」(Flower Flashes)プロジェクトでした。
汚い、臭いという悪名高きニューヨークの公共のゴミ箱を、一瞬にして美しいブーケに仕立てたということで、珍しいもの好きのニューヨーカーを驚かせました。
【Flower Flashesの作品はこちらからご覧いただけます】
https://lewismillerdesign.com/flower-flash/
ミラー氏とそのチームはこのプロジェクトについて、「ニューヨークの人々に愛を届けるために、数年かけて構想していた」ということです・・・。
(この続きは、本編にてどうぞご覧下さいませ。ニューヨークで行われている取り組みに驚かれるかと思います♪)
【本編はこちらです】