こんにちは。埼玉県さいたま市でFEJライセンススクール『ガウデンテ』を主宰しています中道です。
本日は、前回に続き「同じ花材を使って器だけを変えたら雰囲気はどのくらい変わるのかな」という疑問を考察しながらアレンジレシピをご紹介していきます。
今回はシャビ―編をお届けします。
右から
・コンパクタ
・バークヤバーバー
・ヤチャブシ
・アキレア
・クリスパム
・フーセンポピー
・ブルニア
・テールリード
・ユーカリ
道具は器、セック、はさみ、ワイヤー(#24グリーンまたは茶)、ペンチ、フローラルテープなどです。器は今回、ブリキを選びました。
セックを適当な大きさにカットし、動かないようにしっかり敷き詰めます。
コンパクターは枝を1.5cmほど残して花首でカットします。#24ワイヤー1/2でツイスティングをし、先端部分だけフローラルテープを巻いておきます。
ブルニアとアキレアも同様です。
バークヤーバーバーも同様に茎を少し残してカットし、ワイヤー・テーピングをします。
ヤチャブシは使いやすいように2、3個の束で小分けにカットし、枝の部分にワイヤリング・テーピングをします。
フーセンポピーは茎が折れやすいので気を付けながら1個ずつワイヤリング・テーピング。クリスパムも使いやすい大きさに分けてワイヤリングをします。
テールリードは1本のままだと長いので、3分割を目安にカットします。それぞれをツイスティング・テーピングをします。
メインになるコンパクタ、面積の大きいブルニアを中央部分にさしていきます。
アキレアをバランスを見て器から少しこぼれるような感じでさします。次に、バークヤバーバーを空いている隙間に散らしていきます。
ヤチャブシを数か所散らすように入れていきます。
空いている隙間にユーカリ、フーセンポピーを入れていきます。茎が折れないようにピンセットなどで丁寧に入れていきましょう。
テールリードを背面に立たせるように入れていきます。
全体的に空いている隙間クリスパムを加え、形を整えたら完成です!
コンパクトなアレンジではあるのですが、ユーカリなどで長さのある花材を入れているのでボリューム感のある仕上がりになりました。
前回作ったバスケット版と比べてみると、どうでしょうか。
どちらも好みではあるのですが、秋らしさが際立つのはバスケットで温かみも感じます。
オールシーズン楽しめそうなのはブリキかなぁという印象です。
陶器の器にすれば、雰囲気もまた変わるでしょうし、器の色がこげ茶や黒になるともっと落ち着いた雰囲気になるのかなとイメージできます。
器選びも作品作りには大切なことが良く分かりました。
この花材で作るリースも可愛いかも!と思ったので、チャレンジしてみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
GAUDENTE(中道奈緒)
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