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几帳結びの結び方!和風フラワーアレンジには飾り結びで差をつけよう!

2022.12.23
投稿者:ayumi

みなさんこんにちは。徳島にてオフィシャルスクールシャンリーブルを主宰しております萱谷です。

みなさんは飾り結びをご存じでしょうか?

コードやひも、水引、ロープなどを使って装飾的に結ぶ手法、または特徴的な結び目をさしますが、種類もたいへん多く、几帳結びに総角(あげまき)結び、あわび結び、釈迦結び、吉祥結び、菊結び等々、縁起の良い結び方が多くあり、お守りやご祝儀袋など、私たちの生活の身近なところで実は常々目にしているんです。

和風アレンジ等で使うことの多いコードリボンや水引など、普通に蝶結び等でも構いませんが、ちょっと手を加え飾り結びにすることで、より和風っぽい雰囲気に仕上げることができるのでおすすめです。

そこで今日は簡単な几帳結びの結び方をお伝えします。

 

几帳結びとは

几帳結びとは平安時代頃から公家の邸宅に使われた間仕切りの「几帳」の飾りとして用いられた結びです。

中国ではカタバミ結びとも呼ばれ、クローバーの葉の形になぞらえているようです。

中心の結び目が特徴的で、互い違いに織り込まれるようになっています。

こちらは裏も表が同じ結び目になります。(片面だけが同じ結び目になっているものは叶う結びです)

では早速やっていきましょう。

 

簡単な几帳結びの結び方

準備するもの

まず、お好きなコードやひもをご用意ください。

今回の見本は4㎜コードをつかっていますが、さらに太くても細くてもかまいません

 

1)60センチにカットする

使いやすいサイズとして、今回は60センチにカットしておきます。(太いコードで大きい飾りにしたときは長くしてください)

 

2)半分に折って中心を留める

次に半分に折り中心を留めておきます。(慣れれば止める必要はありません)

 

3)コードを通していく

右側のコードをまっすぐおきます。

 

左側のコードを画像のようなS字に曲げます。

 

矢印の先端部分を上に持ち上げS字にかかるように置きます。

次に矢印の先端を青矢印の輪の部分の下を通り、そのまま下まで引き、見失わないよう留めておきます。

 

次に右側のコードに持ち替え、中央近くをつまむように持ち、矢印の輪に通します。

 

画像くらいのサイズの輪を出しておきます。

 

次に白矢印の先端を竹串で示した順(黄矢印)に通します。まずは右下の輪。

 

次に留めて真下にひいてあるコードの上側を通り、左側の輪に通します。

 

すべて通した図がこちらです。

黄印の3つの輪が形作るうえでとても大事になります。

ひもをきつく引っ張りすぎて輪がなくならないように注意してください。

 

そのまま白矢印の先端をもち、折り返して、下にひいてあるコードの下側を通り右側へ持ってきます

 

そのまま右下の輪(黄矢印)に通します。

 

ここまで出来たら、あとは微調整するだけです。

 

留めていたテープを外し手に持ち、3つの輪に指を入れ下に出ているコード2本を引っ張りながら微調整してください。

 

中心の結び目の模様がきれいに整えつつ、輪の大きさを自分好みに調整してください。

 

必ずしも輪が同じ大きさである必要はありません。

 

コードの色や太さ、質感の違いでも雰囲気が変わりますよね。

 

まとめ

お手持ちのコードでぜひお試しいただき、お正月レッスンのアレンジや注連縄等にもぜひ取り入れてみて下さいね。

 

フラワーサロンシャンリーブル

萱谷厚子

https://www.instagram.com/champs_lible_plus

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@fujie_okamura
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Living in Tokyo / floral designer

フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。