みなさんこんにちは。徳島にてオフィシャルスクール シャンリーブルを主宰しております萱谷です。
今日はこれからの季節、クリスマスやお正月のディスプレイにも使えるクーゲルの作り方をご紹介します。
クーゲルとはドイツ語で「球体」や「丸いもの」の意味があり、資材店で様々なものが一年中扱われています。
名前は知らなくともモノを見れば「あーこれね!」と気づく方も多いはずです。
では、さっそく作っていきます。
まず揃えていただきたいものは、
・風船
・洗濯のり
・のりを入れるプラカップ等
・刷毛
・糸や毛糸、麻ひもなど
・針
・はさみ
机を保護する養生シート等やウエットティッシュもあればなおよいです。
まず、風船を作りたい大きさに膨らませます。
せんたくのりをプラカップに注ぎ、風船に刷毛でまんべんなく塗っていきます。(原液のまま使います)
次に作りたい素材を風船に巻き付けていきますが、風船の結んだところとひもの先端を一緒に持ちながら巻き始めると作業がしやすいです。
ランダムに巻付けます。
のりがついているので巻く作業は簡単です。
重なりが多くなれば、その都度のりを塗ってください。
しっかり厚塗りになっている方が強度があり、形も崩れにくくなります。
最後、巻き終わりにも全体にのりを塗ってください。
そのまま乾かしますがプラカップ等に立てておくと、余分なのりも落ち乾きやすくなります。
そのまましっかり丸一日乾かします。
途中上下の向きを変えてあげるとより乾きがよくなります。
しっかり乾いたら、中の風船を針で突き、空気を抜きます。
完全にしぼんだら隙間から風船をとります。
目が粗くて取りづらい場合はピンセット等でつまみ出してください。
できあがったクーゲルはクリスマスディスプレイはもちろん、色を変えれば、お正月ディスプレイにも重宝します。
ミニサイズで作れば、ピックにしてアレンジにも使えますよね。
そして、もう一つの使い方として、このように器としても使えます。
麻ひものクーゲルは雰囲気に似合うよう、多肉植物アレンジを作ってみました。
器として使う場合は、手で持ち指を使って口の部分を広げたり、
はさみを使ってカットしても良いですよね。
器にする際は少し底辺もつぶすことで安定感が出ます。
いかがでしたか?何かを手作りすることはとにかく楽しいものです。
ぜひ、活用してみて下さいね。
フラワーサロン シャンリーブル
萱谷厚子