人間は、色や形にイメージを重ね合わせて考える生き物です。

たとえば・・
赤い色からは太陽を連想するので、激しさや情熱などの「動」をイメージし、
青い色には水や氷を連想させることから、静寂や冷たさの「静」をイメージする・・。
このようなことです。

では、赤と青の中間色である「紫」は、静と動、どちらに分類されると思いますか。

答えは「動」です。

もうひとつ、質問です。
青をビッシリ敷き詰めた中に一箇所、もしくはほんの少しだけ、
紫を入れた絵を描いたとします。
この絵は「静」でしょうか。それとも「動」？

・・答えは、これも「動」です。

純粋に「静」を表現したい場合は、ほんの少しでも「赤」が入ってはいけません。
「紫」は、赤と青を混ぜた色なので、 赤を含んだ紫がほんの少しでも入っていれば、
その絵は「動」になってしまうのです。

赤は【情熱】で、
青は【クール】なら、
紫はさしずめ、【秘めた情熱】というところでしょうか。

フラワーアレンジを作る際に、ぜひ参考にしてみてください！

Lippleおかだそのこ