「補色」という言葉をご存知でしょうか。
良く聞くけど、正確にはわからない・・
そんな方も多い補色について、今日は作例と共にお話しいたします。
まず、こちらの図(色相環)をごらんください。
たとえば、赤の反対側にある色を見ると「緑」です。
このように、色相環の対角線上にある色を「補色」と呼びます。
アレンジメントでは、 同系色や、色相環で隣合う色をあわせたものが
多いのですが、対角線上にある補色を効果的に使えば新鮮で個性的な
色合わせができます。
代表的な例をご覧ください。
フラワーエデュケーションジャパンのディッシュアレンジ。
ディッシュアレンジのオフィシャルカラーは、紅色とグリーン。
まさに補色の組み合わせです。
鮮やかな緑のマムなら、ピンクが補色となります。
濃い色の補色だと、インパクトが強く個性的に。
淡い色の補色ならかわいい印象のアレンジに仕上がります。
レッスンの中では、普段トライしない色合わせを積極的に提案して、
生徒様の引き出しを増やして差し上げるのも、大事なことかもしれません。
いかがでしたか。
補色の色合わせ。
最後に、色相環の中心にある、白の補色はなんだと思いますか。
答えは・・
また次回にお話ししたいと思います^^
Living in Tokyo / floral designer
フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。
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