シーズナリーレッスンの中でも、1、2位を争う人気のハロウィンアレンジ。
そろそろ、レッスンの準備にかかる時期ですね。今回はアレンジに役立つハロウィンカラーについてお話ししたいと思います。
ハロウィンの演出に欠かせないのが「カボチャ」。アメリカでは、ご存知のとおりカボチャをくりぬいたランタンでハロウィンをお祝いします。
フラワーアレンジメントの場合でも、カボチャをかたどった花器を使って、魔女や黒猫、ゴーストなどのちょっと怖いイメージのピックなどを添えると、いかにもハロウィン!というアレンジになりますよね~。
これらのハロウィン向けアイテム、 殆どの色が「オレンジ」と「黒」の2色展開。
この2色がいわゆる「ハロウィンカラー」の王道ですが、それぞれ、ちゃんとした理由があるのです。
・ 「オレンジ」は収穫
・「黒」は冬の夜や死
を、それぞれイメージしているのです。
ハロウィンを境に、季節は秋から冬へとうつりゆきます。
同時に、ハロウィンは死者の霊が戻ってくる日(日本ではお彼岸にあたる日)でもあり、秋の収穫を祝い、死者の霊を鎮めるというのがハロウィンの意味なのです。
私たち日本人にとって、ハロウィンの本当の意味は失われているのですが、このカラーイメージだけはしっかり残り、当たり前のようにハロウィン時期にはこの2色で街が彩られているのも、思えば不思議なことですね・・。
ハロウィンカラーについて教えてくださったのは
京都オフィシャルスクール「アルベロロッソ」赤木先生です。