今の時代、写真撮影はお花のお仕事には欠かせない作業のひとつとなりました。
そこで今日お伝えするのは、難しい技術を知らなくてもお手持ちのデジタルカメラで、簡単にそれなりの^^ 写真を写せる基本の方法です。
撮影した写真を客観的に見る際のチェックポイント
1) 作品の全体像や、作品とセッティングしたテーブルの上を撮影したいのに、写したくない生活感や余計な物などの背景が入っていませんか?2)作品を大きく写そうと作品に近づき、レンズの中心だけアップになった写真になって
ませんか?
3) 実物はもっとステキなのに、どこかオシャレ感に欠ける…と思ったことないですか?
もし、上の注意点に当てはまるところがある方は、改善の余地あり!です^^
こちらの写真をご覧ください.
作品全体像や、作品とセッティングしたテーブルの上だけを撮ろうと 近づき過ぎて撮った写真です。
作品とセッティングしたテーブルの上だけを撮ろうとしていたのに作品に近づき過ぎてしまうことで、後ろの背景も入ってしまったり、中心部だけアップの写真になります。
悪くはないのですが、散漫とした印象でオシャレ感に欠けます。
そこで、今回のポイント!
ポイント(1)
アレンジから1歩~2歩離れてみてください 。
こちらが、離れた状態です。もちろんこの状態だとまだ周りの物が映りこみます。
ポイント2
ズーム機能を使います。これがポイントです。
この位置から、白い枠の部分(今回写そうとしている作品とセッティングしたテーブルの上)を切り取るように、ズーム機能を使って対象に近づきます。
そうして撮影したのがこちらの写真です
たったこれだけのポイントで、見栄えが変わります!!
いかがでしょうか? 自分自身がアレンジに近づいて中心がアップになってしまった写真と、今回のカメラのズーム機能を使って近づき、撮りたい部分を切り取ったように撮影するとこんな違いが出ます。
今回お伝えした撮影方法なら、狭い場所でも効果的にアレンジを演出できます。
※ ズーム機能の際は手振れしやすいので、お気をつけください^^ 三脚があるとより良いですね。
レッスン後の写真撮影タイムの際、カメラに不慣れな徒様へぜひアドバイスして差し上げましょう☆
ズーム機能を使ったコンパクトカメラの撮影方法を教えてくださったのは
「Yurine Flower」 篠田先生です☆