冬の代表的なお花「ポインセチア」。
別名クリスマスフラワーとも呼ばれ、最盛期は12月ともあり、お花屋さんや花材屋さんでこの季節多く見かけるお花です。
そのポインセチアをレッスンで取り入れている教室も多いのではないでしょうか。
花言葉や由来など、この季節だからこその話題をレッスンや販売の際に生徒様やお客様へお話しされるのも、又お勧めの季節です。
*花言葉
「祝福・幸運を祈る・私の心は燃えている・清純」とありますが、ピンクは「思いやり・清純」 ホワイトは「慕われる人・祝福を祈る」など、
花色によって花言葉が少し違うそうです。
*花名の由来
この花をアメリカに初めて紹介した初代メキシコ公使J・R・ポインセット氏の名前にちなんで、(メキシコ原産の植物ともあり)ポインセチアと言う名前で呼ばれるようになったそうです。
日本には明治時代に入って来たそうですが、その赤い花姿が「猩々」を思わせることから、猩々木(ショウジョウボク)と名付けられました。
※猩々とは→大酒飲みで赤ら顔した中国の伝説上の動物(赤いオラウータンの様な類人猿とされています。)
原産地のメキシコでは、ノーチェ・ブエナ→「聖夜」と呼ばれていることから
クリスマスのお花と言えば=ポインセチア(別名:クリスマスフラワー)と呼ばれているそうです。
*クリスマスとの関係
ポインセチアの持つ色と開花時期から、
キリスト誕生祭の行列に使うようになったのが始まりと言われているそうです。
赤→「清純なキリストの血」
緑→「モミの木や柊等のエバーグリーンが永遠の命や愛」「農作物の生長」
白→「ポインセチアの樹液、純潔」を表しているとされています。
この様に、ポインセチアにはクリスマスカラーと呼ばれる3色が揃っており、
まさしくクリスマスにピッタリの植物だったとのことです。
クリスマスリースやツリーにこのお花が装飾されているのも納得ですね。
同じ意味合いを持つお花だったのです。
*ポインセチアのお花はどこ?
赤く大きな花びらに見えるのは、花を守る苞(ほう)蕾を包んでいた葉となります。
葉が印象的な植物なので、ついつい葉を花と間違えてしまいそうになりますが、実は、お花は苞の中心にある黄色の粒状の部分となります。
お花屋さんで良~く見てみてくださいね!
こうしてみると、ポインセチアは、この時期にピッタリの由来があるお花だと分かります。
是非、旬な話題として「ポインセチア」について、生徒様やお客様へご提供してみてはいかがでしょうか♪
ポインセチアについて教えてくださったのは
「アトリエMikure」中川先生です☆
http://ameblo.jp/mikure/