冬になると、色々なところでリース飾りを見かけるようになります。
欧米では、1年を通してリースを飾って楽しでいますし、日本でもドア飾りとして最近は季節を通して楽しんでいらっしゃるご家庭が増えています。
そんなリース、そもそもどうして作られるようになったのでしょうか。
紀元後1世紀、古代ギリシャ、ローマ時代に 英雄、勝者、歌手、詩人などを讃え名誉を表すものとして頭に冠として捧げられました。それがリースの始まりという説が、現在では有力だそうです。
今でも、マラソンなどの勝者には 頭に冠を捧げるのは、そのなごりですね。
バロック時代には、花嫁の飾りとして用いられ いろいろな花や葉を使ったものが使われるようになります。
クリスマスに使われるようになったのは20世紀になってからだそう・・・。
ドアや壁掛けとしての用途は20世紀終わりからとの事。
そして 時代時代の流行でバリエーションを変えながら、現代へと引き継がれています。
リースは、輪という永遠に繋がっていく線の循環であるところから「 永遠 」「 輪廻転生 」「 尽きることなき神の愛 」の象徴なのです。
そこから「永遠に時を刻む」ということで、製作するときには必ず 時計周りの流れで、葉や花を入れてゆくのが正式とされています。
ご存じでしたか^^
リースは クリスマス以外でもレッスンや販売をされる機会が多いと思います。そんな時の話題にお役立てくださいね。
リースについて教えてくださったのは
「~心ときめく大人女子のお稽古サロン~兵庫県 オフィシャルスクール≪試験校≫プリザーブドフラワー&アーティフィシャルフラワー教室“アトリエ・フェリーチェ”」堀内先生です☆
http://ameblo.jp/atelier-felice/