今日は、年に数回のリース契約を頂いているお店のディスプレイをご紹介します。
お花の仕事をしている中でお店のディスプレイのオーダーを頂く事があります。
ディスプレイのご相談を受けた時は、お店のコンセプト、色のお好み、大きさ、ご予算などのご要望を詳細にお伺いして、よりご希望に合う様にする事が重要です。
とはいえ、最初から全てのイメージがしっかり決まっているお客様はいらっしゃいません。こちらから流行などを取り入れたアイディアや、アレンジのデザインをお出しして、よりイメージを具体的にして差し上げましょう。自分が美容院やネイルサロンに行った時と、同じですね^^
私が装飾を担当させていただいている高級鉄板焼きのお店では、ご要望は大きすぎず明る過ぎずと言うことでした。これにご予算をお伺いしています。
その他は毎回お任せ頂いておりますので、その季節に合ったディスプレイを心掛けております。
そのいくつかをご紹介します。
2月・・・お正月アレンジが終わりこれから訪れる春の花々が力強く芽吹いてくるイメージです。
5月・・・早春の爽やかな森で新緑が勢いよく成長をしているイメージです。
7月・・・夏の海に広がるサンゴ礁の涼しげな感じをイメージしました。
コンセプトをしっかり持って制作すると、見る方にイメージが伝わり易くなりますね^^
もちろん、ご覧になる方の感性によって色々な捉え方があるかと思いますが・・
プリサーブドフラワーは茎がない為、どうしても小さなアレンジが多いのですが、この様に素材の組み合わせや使い方によって、レリーフなどの大作も作る事が出来ます。
生花のような大きな花器へのいけ込みスタイルは、ちょっと難しいプリザーブド。
ですが、レリーフスタイルやスワッグなら、見栄えもしますし、めずらしいのでお店の方にも喜んでいただけますね。
ぜひ、機会があればショップディスプレイにチャレンジしてみて下さい!
「麻布ROSEROOM」 寺町直美
http://ameblo.jp/azabu-roseroom/