シャビーシックと言えば、ちょっと古めかしくてオシャレなテイストというイメージですが、では、似たような「アンティーク」や「ブロカント」といったいどう違うのでしょうか。
雰囲気ではわかるのですが、はっきりとした定義がいまひとつわからない方が多いのではないかと思います。
そこで今日は今更聞けない「シャビーシックって何?」について調べていきたいと思います。どうぞご覧下さい。
シャビーシック(Shabby Chic)
【shabby】英語・形容詞
【chic】英語・形容詞
シャビーシックとは、この2つを掛け合わせた言葉。古めかしくも上品さがあるインテリアスタイルを挿します。ちなみにアンティークとは、100年以上の年月が経過した美術品や工芸品を挿します。
一方ブロカントは「ガラクタ、中古品=junk」を挿すので、どちらかというとこんなイメージ。
(出典:http://5thandstate.blogspot.jp/)
(出典:http://5thandstate.blogspot.jp/)
最近のブロカントはちょっと味のある、アンティークまでいかないものを用いたスタイル全体をさす時に使われています。
ブロカントとシャビーシックは限りなく近いのですが、日本の場合、ブロカントは田園風のややざっくりとした粗野な感じのスタイル、シャビーシックは同じ古めかしさでも女性的で品のある感じで白を基調としたスタイル、そんな感じで使われていると思います。
火付け役はこの人
シャビーとシックをくっつけたスタイルを提唱したのがこの方です。
Rachel Ashwell (レイチェル・アシュウェル)
(出典:http://rachelashwellshabbychiccouture.jp/)
Rachel Ashwell (レイチェル・アシュウェル) イギリス生まれ。
1980年代初頭にアメリカに移住。 1989年8月、米・カリフォルニアのサンタモニカにインテリアブランド「SHABBY CHIC」を創設。インテリアデザインをはじめ、 トータルブランドプロデュースを手がける。
現在はC A 、N Y 、ロンドンなど 世界中に5 店舗のRachel Ashwell Shabby Chic Couture Shopを展開する。(引用:http://rachelashwellshabbychiccouture.jp/
(出典:http://rachelashwellshabbychiccouture.jp/)
当初は、ヴィテージ小物や生活雑貨を中心のお店だったそうですが、SHABBY CHICというスタイルに拘った彼女の店は、いつしかセレブリティ達に高い評価を受けるように。ジェシカ・シンプソンやジェニファー・ロペスも彼女の顧客だそうです。
雑誌にもたびたび取り上げられるようになり、著作、店舗数も増えて、彼女が提唱したSHABBY CHICは、世界中に広がっていきました。
ちなみにレイチェルのステキなお店、日本では渋谷の千駄ヶ谷と京都の河原町三条にあり、生活雑貨で有名なあのサザビーが手掛けています。
シャビーシックの素敵な例をお見せします
シャビーシックの語源や提唱者がわかった所で、世界中のステキなシャビーシックインテリアをご紹介していきたいと思います。
(出典:http://www.tophomedesigns.com/)
(出典:http://www.tophomedesigns.com/)
(出典:http://mydesiredhome.com/)
(出典:http://www.werandacountry.pl/)
本部スタジオもシャビーシック!
渋谷のフラワーエデュケーション本校も、シャビーシックを意識した空間を作っています。
レッスンアトリエなので、機能上オールシャービーシックとはいかないのですが、皆様に居心地良い時間をお過ごしいただけるよう広々としたスタジオ内には、本物のヨーロピアンアンティーク家具がいくつかおいてあり、絶好の撮影スポットにもなっています。
本部にお越しの際は、ぜひこのインテリアたちをお楽しみいただければと思います。
おわりに
たくさんのシャビーシックインテリアをご覧いただきましたが、いかがでしたか。
白やグレーのやや古めかしいインテリアをメインにした、ガーリーでありながら上品さ漂うスタイリング、シャビーシック。女性なら誰でもこんは部屋でのんびりとした時間を過ごしてみたいと思うのではないでしょうか。
大がかりな模様替えはやっかいですが、部屋の片隅にシャビーシックなcozycornerを作るなら、気軽にチャレンジできそうです。シャビーシックな空間で自分だけの時間を楽しんでみるのも良いかもしれません。
今日のインスタグラムは幸せの青い鳥
(でもツイッターにしか見えない・・)