一昔前ブーケや会場の装飾に使う花と言えば、バラやユリが王道でした(それは今でも同様ですが)。
ところが最近、そんなバラやユリをひきたたせる為の脇役だった「カスミ草」が脚光を浴び、主役の素材として注目されています。
かすみ草を知らない方はあまりいません。小さくて白くて、ふわふわしたかわいい儚げなかわいらしい花です。
カサブランカや大輪のローズに比べると、存在感がどうしても薄いので、今までは添え物的な印象だったのですが、シャビーシックブームにのって再評価され、ブライダルに徐々に使われ始めています。
今日は、人気急上昇中の「かすみ草」の魅力をお伝えしたいと思います!
かすみ草を英語で言うと
日本語の『かすみ草(霞草)』という名は、儚げな霞のような姿が由来になっています。
そんなかすみ草の英語名をご存じでしょうか。
英語では『Baby’s breath』=赤ちゃんの吐息と呼ばれています。
なんともかわいらしく、ロマンチックな呼び名です。
生まれたての赤ちゃんの口元から零れ落ちてきそうな愛らしいお花にピッタリな名前ですね。
かすみ草の花言葉
かすみ草の花言葉は
「無邪気」「清い心」「親切」「感謝」「純潔」など(諸説あります)。
どれも思わず「ぴったり!」と言ってしまいそうな花言葉ばかりです。
花言葉があらわしている通り、まさに花嫁様の為に用意された花のようですね。
ウェディングシーンのステキなカスミ草をご紹介
かすみ草の英語名や花言葉をご紹介した後は、ここ数年、一気に人気が高まっているブライダルシーンでのかすみ草の使い方をご紹介したいと思います!
花冠、ヘッドパーツ
かすみ草の花冠、大流行中です!作り方も簡単で愛らしいので、人気が出るのもわかりますね。
こちらはフラワーガール達。
まるで天使のよう。
花嫁の花冠。
さりげないベールがシンプル。
とてもナチュラルでガーデンウェディングにぴったりです。
リーフとあわせてもステキ。
こちらはヘッドピース。どれもシンプルです!
日本人の黒髪にも映えそうですね。
装花
飾りつけにテクニックがいらないので、自分達で装花をしたい方にはぴったりです。
ウェディングケーキもこんなに可愛い!
おわりに
かすみ草を使った様々なブライダルシーンをご紹介いたしましたが、あらためてかすみ草の魅力にお気づきになられたのではないかと思います。
次回は、カスミ草を使ったブーケ、リースのレシピをご紹介いたしますので、こちらも合わせてご覧下さいませ!