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ブーケボックスの正しい使い方お教えします

2017.12.14
投稿者:fujie

レッスンで生徒様にお作りいただいたステキなブーケや、または初めてお友達へ作ってプレゼントするブーケ。

お渡しする際には、『ブーケボックス』をお使いになると、お花のダメージが少なくて済みます。

ブーケボックスってどんなものですか?という方もいらっしゃいますよね。このようなボックスです。

東京堂 フラワー資材 ブーケボックス (5セット入り) BK000505

このブーケボックス、ブーケ専用に作られているのでとても使い勝手が良く、他にかわるものはあまり無いように思います。

ただ、2つのパーツから出来ているので、初めて見たかたは「??」と困惑されることがありますので、今日はこのブーケボックスの組み立て方と、配送の出し方についてご紹介したいと思います。

まずは、ブーケボックスの組み立て方についてです。

ブーケボックスの組み立て方について

ブーケボックスは、2つのパーツから成り、折りたたんだ状態で1セットになっています。

それぞれ組み立てます。まずは外側のボックス。

中に手を入れて全体を立ち上げるように広げると、自然に立体になります。簡単です。

立体になりました。

このあとは安定の為に、底には梱包テープを貼って下さい。貼っておかないと、ちょっぴり不安定です。

(わかりやすいようにクラフトテープを貼っていますが透明のテープがオススメです)

次に内側にセッティングする台を組み立てます。

横のラインを、右から
山折り⇒谷折り⇒山折り⇒谷折り⇒谷折りにします。

このようになります

更に、サイドのナナメになっている部分を左右とも谷折りにし・・・

その下の四角い部分の縦と横を今度は山折りにします。いm

斜めの部分の下にあるでっぱりを、四角い下の部分の中央にある穴に差し込みます

このようになりました。差し込んだ部分は、内側からテープで固定しておきましょう。

組み立てた台に、ブーケをさっそくセッティングしてみましょう。

中央に穴があります。ここにステムを入れます。

ブーケがきれいに納まりました!ですがこれだけだと、ブーケがグラグラするので固定しましょう。

正面に小さな穴が2つ開いています。
ここからワイヤーを通して・・

裏側に出します。

裏でしっかりと固定します。

この状態であれば、多少横にしても大丈夫です。横にしたまま、ボックスへ滑り込ませるように(ブーケを傷つけないように)入れていきます。

ブーケが入りました。

さらに、内箱と外箱が外れないように固定します。

内箱と外箱、両方の上部に、2つずつ小さな穴が開いています。

ここに、ワイヤーかリボンを通して、内側の台と外側の箱を固定します。

ブーケを出す時は、この部分をほどいてブーケボックスを取り出します。
花嫁様にレッスンでお作りいただいたブーケをお持ち帰り頂く時は、ちょっと豪華なリボンを結んでさしあげると、ステキです^^

 

最後に、箱のトップの部分を組みます。

サイドにひっかける耳があるのですが、ここは抜けやすいので、しっかり左右に割ってテープで留めておきます。

これで宅配に出しても大丈夫なボックス配送が完成です。

宅配へ出す時の一工夫

宅配に出す場合は、ボックスの上からラッピングするか、大き目のビニールをかけて、その上から配送伝票を貼ります。

 

こうしておくと、花嫁様は白いきれいな箱のまま式場へブーケをお持ちいただけますし、ご自宅で保管する際にも、気持ち良くこの箱をお使いいただけますよね^^

実はこの箱、四角にすることもできます。上の持ち手の三角部分をたたむと、四角い箱になります。

ですがブーケに限っては三角の形のまま、配送に出すのがオススメです。

宅配に出す際、箱が四角いと、上に他の配送品を重ねられてしまう可能性があります(上積み厳禁シールは残念ながらあまり効力はないそうです・・)。ですが三角のままなら、上に物を積まれてしまう可能性は無いですよね^^

花嫁様が、ご自宅でコンパクトにブーケをしまっておきたい、という場合には、三角をたたんでしまうと良いので、ぜひ教えてさしあげましょう。

また、持ち手には、このようにエアパッキンやウレタンシートなどを巻いてさしあげると、持ちやすいですよね^^

配送ボックスひとつでも、きっちりと組み立てて、更にちょっとした手間をかけてさしあげることで、心を込めお作りした気持ちが伝わるのではないかなあと思います。

特にブーケは高価なものですし、花嫁様にとっては、とても大事なもの。ブーケデザインだけでなく、全てにおいてこの方に頼んで良かったと思えるような花贈りを心掛けたいです。

昔、10~30万円のブライダルブーケの制作を契約していた時は、どんなに忙しくても自分で車を運転して手渡してお届けしていました。そのくらい、ブライダルは気を遣うお仕事ですが、花嫁様の素敵な笑顔を見られる醍醐味のあるお仕事でもありました。

 

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