和風のお花といえば、菊が真っ先に浮かびます。
お正月飾りにも、敬老の日のアレンジにも、桃の節句アレンジにも、仏花にも使えるので、実は意外と活躍するお花です。
そこで今日は、いくつかある方法の中から、シンプルに出来る小菊のワイヤリング方法「フックメソッド」を紹介します。
ご覧の通り、プリザーブドフラワーの小菊は茎がとても細くて柔らかいものが多いです。簡単に折れてしまうものも・・・
茎がすごく細い場合は、ツイスティングしたり、クロスでワイヤリングするよりも、 お花にフックをかけて茎にも通してしまうフックメソッドしっかりとワイヤリング出来ます。
小菊のフックメソドのフックは、インソーションのように先端を丸めないで、カギ状に少し広げておきます。
20番位の太めのワイヤーがオススメです。ペンチがあれば簡単にフックが作れます。
花芯に上から挿しこみ、カギ状のフックが見えなくなるところまで引っ張ります。
しっかり引いて良いのですが、力任せに引っ張ると菊が壊れるのでご注意ください!
ワイヤーが動かないようにグルーで止めます。
もしうまく茎の中を貫通すればもちろんOKですし、画像のように貫通しなくても大丈夫です。額の下のワイヤーが出てきた部分にグルーをしっかり充填して、ワイヤーを固定して下さい。
グリーンのフローラルテープを巻き、完成です。
菊の茎は意外にもろいので、こんな風に補強していただくと安心です。
必ずしもフックメソッドをしなくてはいけないわけではないのですが、とにかく小菊は茎が細くもろいものが多いので、小菊のワイヤリングに困ったらフックメソッドにチャレンジしてみて下さいね^^