プリザーブドフラワーのブーケ制作には欠かせない、ワイヤリングのメソッドと言えば「インソーション」です。
プリザーブドローズをクロスメソッドする前に、中心に1本ワイヤーを通しておくことで、ローズの首が落ちるのを防ぐ方法です。
ただ、ローズが乾燥する冬や、または個体差によってローズの茎が固くて ワイヤーが通らず、初めてのインソーションをする生徒さんの場合、とても時間が掛かってしまうことも・・・
そんな時、力の無い女性でも比較的簡単にインソーションできる方法を2つ、ご紹介しますね。
まずはペンチを使う方法です。
フックを作ったら、右手でワイヤーを挟んだペンチを持ち、左手はローズの茎を押さえます。
ゆっくりとねじ込むようにワイヤーを入れると、インソーションのワイヤーを貫通させることができました!
大体のローズはこの方法でインソーション出来ます。
その1)の方法でも茎にワイヤーが通らないがんこなローズがまれにあります。そんな時の方法です。
その1)の方法で、ローズの花芯の底のあたりに、グラグラしない程度にまでがんばってワイヤーを通します。後は、ワイヤーを通したペンチを持って、机にトントン、と茎の部分を軽く打ち付けるようにします。
茎の底までワイヤーが出てきたら、あとはワイヤーをペンチで押し込んで、茎の方からワイヤーを引っ張るだけです。
FEJプリザーブドフラワー資格取得コースでは必須のインソーション。
上手に出来ない方は、ぜひこの方法をお試し下さいね。