ドライフラワーインテリアやハーバリムにピッタリな洋書。
今日は私たちFEJ/CAの撮影を一手に引き受けてくれている岡田講師とってきテクニックを教えてもらいます!フォト講座で説明することはありましたが、実際のやり方は今日が初めて。ぜひスタイリングの小道具として使ってみてくださいね。
それではここから岡田講師です!
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ブックオフなどの古書店の洋書コーナーに行くとお手頃価格で手に入りますが、もうちょっと年代を感じさせる風合いにしたい・・・
そんな時にピッタリな、コーヒー染めの方法をお伝えしますよ!簡単ですので皆さんもチャレンジしてみてくださいね^^
・洋書や英字新聞、英字素材(今回は、効果がり分かりやすいように、英字素材を白い紙にコピーしたものを使用。コピーを使用する時は、家庭用のインクジェットは滲むので使用不可。コンビニなどのトナータイプのコピー機をお使い下さい)
・バットやお皿
・水
・インスタントコーヒー(粒の小さいもの)
バットに紙を入れて、水を少々いれます。
上の写真ではヒタヒタくらいに入っていますが、色の濃さによってはもっと少なくても(霧吹き程度)大丈夫です。何枚か作ってみて、お好みの濃さを見つけてみて下さいね。
水に浸した紙の上に、コーヒーをパラパラとまきます。
コーヒーが水に溶けてじわっと滲んできたら、周囲の水分を、キッチンペーパーやティッシュで、丁寧に取り除きます。
サランラップなどの上に、表面の柄が流れないように、そっと置き、色や柄が少し薄いな、と思ったら、コーヒーを濃いめに溶いたものを、指でトントン、と叩くようにして、色を足していきます。
乾燥させていくうちに、じわじわとコーヒーは水に滲んでいくので、ちょっと大胆な位でも大丈夫です!
乾燥させれば出来上がりです。経年劣化で点々がついた紙のような仕上りになります。
水が多いと、乾燥させた時に、紙が上の写真のように、少し歪んできます。気になる場合は、乾燥後にアイロンをかければOKです。
全体を茶色くしたい時は、水に溶いたコーヒー液や、紅茶液に浸せばOKです。それぞれ味わいの違う紙になります。
濃いめのコーヒー液に2~3分浸します。
サランラップの上に引き上げたところです。
コーヒー液がまだらにのってきていて、良い感じかな?と思いましたが、乾燥させるうちにほとんどわからなくなりました。
コーヒー液はかなり濃いめにつくりましたが、出来上がりはちょうど良いアンティーク加減に^^
紅茶でも作ることが出来ます。
濃いめに紅茶液を出すため、ティーパック2つ使用。
写真だとちょっと淡く写っていますが、良い雰囲気になりました。
コーヒーに比べ、むらなく全体がきれいな色に。
また、紅茶の方は、匂いがすぐに飛びましたが、コーヒーはかなり長く香りがとどまっていました。お好みで使い分けていただくと良いですね^^
完全に乾いたものにアイロンをかけて、並べて比較してみました。
それぞれに違いが出るので、いろいろと試してみると楽しいと思います。
このコーヒーや紅茶で染めた味わいのある紙は、実際に手にとってみると、本当に100年前位のアンティークな紙?と思わせる風合いがあり、ドライフラワーにぴったりです。
手作りの時間をさらに楽しくするコーヒー染め、どうぞお試し下さい。