FEJライセンススクール会員の皆様へお届けしている無料メルマガ「プロフェッショナルの部屋」。旬の情報から講師として必要な知識まで、プロの花講師として活躍する為のヒントを毎月お届けしています。
こんにちは。フラワーエデュケーションの岡田です。
GWを目前に控え、FEJ母の日フルリールショップの一部店舗は、今週からいよいよスタートいたしました!
今年もたくさんのフルリールデザイナーの方がこの母の日催事でデビューされます。中には昨年の11月にFEJ資格取得試験に合格されたばかりのフレッシュな会員様もおいでになります。催事期間中は大変なこともあり、ここでしか出来ない感動もあり、机の上だけでは学べない体験をしていだけると貴重なひと時になると思いますので、どうぞ頑張ってください^^
本日のプロフェッショナルの部屋では、そんな皆さまにぜひ参考にしていただきたい内容を前編と後編に分けてお届けいたします。
本日のTOPICS
~自分たちが売る作品について考えるべき5つのこと~
[1]いいものを作れば仕事になりお金を得られる。見てもらえればわかってくれる ・・・と思ってはいけません!
[2]作品を見た時、わくわくしてもらえますか?
[3]デザイナーはプレゼン(見せていく)することが仕事
[4]商品構成(次回お届けいたします)
[5]ビジネスとしてのデザインについて(次回お届けいたします)
おわりに
こちらはダイジェスト版になり、詳細はお伝え出来ませんが、ぜひライセンススクールの皆様は、本文をお読みいただければと思います。
それではどうぞご覧下さい!
皆様、こんにちは。藤江です。今月のフラワートピックスでお届けするのは、花を仕事にするということについてです。ちょっぴりかたい話もありますが、どうぞお付き合い下さいませ!
先ず最初にお伝えしたいのは、作品の見せ方についてです。
今までたくさんの会員の方からの相談を受けたり、コンサルを行っていく中で、行動力だったり、デザイン力だったり、人柄だったり、良いものをたくさんご自身の中に持っているのに、教室業をご自身が思うようには成功できずに悩んでいる方を多く見てきました。
そうした方の多くに共通するのが、見せ方を失敗している、という点です。
いくら良いものを作っていたとしても、それをきちんとした形で発表出来ていなければ、人の心を打つことはできません(見えないものに心は動きませんよね・・)。
せっかくのステキな作品を、生活感満載の部屋で、何の工夫も無くパチリと携帯カメラで撮影し、そのままSNSやブログにアップしていた、中には作品を作って教室に飾るだけで満足してしまい、web上のどこにも発表もしていない!なんていう方もいます。この方達は、作品の見せ方を失敗しています。そんな見せ方を失敗している方の中の何人かはこんな風におっしゃいます。
「私、パソコンやカメラが苦手なんです・・。写真はこれでいいんです。満足しています」
「実際に体験レッスンに教室へ来てもらって、私が作った本物を見てもらえれば、その良さがわかってもらえますよね」
もしこんな風に考えているとしたら、それは大きな間違いです(厳しい言い方で申し訳ありません・・・)。
ブログやインスタグラムを、時間が無い中で一生懸命アップしていくのは「みんながやっているから」ではなく、まず体験レッスンに足を運んでもらう為・・・つまり、星の数ほどあるフラワー教室(または違う趣味の教室)の中から、自分の教室を選んでもらう、ということが目的になります。
この導線がしっかりできていない教室は、集客に困っていることがとても多いのです。
・ブログやSNSで、作品や教室の良い所を見てもらう
・写真は携帯カメラでも良いので、生活感無く撮影する(女性向けフォト撮影の本を読んだり、minneなどを見本にしてみましょう)
まずはこの2点を実行してみませんか?これはレッスンだけでなく、手作りサイトで販売をしてきたい方にも共通して言えることです。皆さんが苦手だと思っていることは、やってみれば実は誰にでも出来ることばかりです。
その他の4つの考えるべきことはこのようになっています。
2)作品を見た時、わくわくしてもらえますか?
・それを見た時、わくわくしてもらえる?
3)デザイナーはプレゼン(見せていく)することが仕事
・私たちは経営者
・誰がやってくれるの?
このようなことについてお伝えしています。普段はなかなかお伝え出来ない商品構成と言った部分にも触れています。これからネットショップにチャレンジしてみたい方にも参考にしていただけますので、ご興味のある方はぜひご覧下さいね。
フラワースクールでの価格設定(販売も同じです)は、最初のコンセプト作り同様に大切なものです。運営を左右していくものでもある為、何度も構成や作品の内容を組み直し考えておくことをお勧め致します。
試行錯誤するかもしれませんが、オリジナル商品やコースを検討中の方の参考になりましたら幸いです。 藤江
本編はこちらからどうぞ☆
アイデア次第で自分の作品を販売していく活路が増えている今だからこそ、自分自身や商品を上手にプロデュースしていくことが重要なのですね。
手作り販売サイトが活況を呈していますが、本当に売れる作家さんはほんの一握りだそうです。それだけに、より冷静に商品構成や価格を設定する必要がありそうですね。岡田