こんにちは。FEJ東京新宿のオフィシャルスクール「リップル」代表のおかだと申します。
リースやしめ縄を今年は手作りしたいと思っている方も多いはず。
壁に掛けるリースやスワッグには「フック」が必要なのですがそのつけ方にコツがあるって皆様ご存じですか?
そこで今日は、初心者さんでも失敗しないフックのつけ方を、リースベースのタイプ別にご紹介いたします。
それではどうぞご覧下さいませ。
・【ツルのリース台】まずは基本のフックのつけ方
・【ドライ用フォームのリース台(台あり)】ツルのリース台の応用
・【ドライ用フォームのリース台(台なし)】ワイヤー食い込みに注意
・【しめ縄】バランスを確認してから付ける
リースと言えばツル素材(藤、ブドウヅル等)がやっぱり人気!
まずはこのツル系のリース台にフックを付ける方法をご紹介します。
・フックに使用するワイヤーは、しっかりとしたフックを作ることが出来る地巻#22がオススメ。少し弱くなりますが#24でもOKです!
・ワイヤーは半分に折ってお好みの大きさで輪を作り、軽く根元を2回位ねじっておきます。
・リース台の後ろ側面にフックを合わせ、ワイヤーの片方をリースの形に添わせながら真下まで持ってきて、2本のワイヤーをねじります。
・ねじったワイヤーの先端を短くカット。
・カットしたワイヤーはリース台の中に入れ込みます。こうすると壁や扉を傷つけません。
・上部のフック部分に緩みが出てきたら、再度ねじって緩みをとります。
・ツルのリースベースへフックが付きました。この方法の応用で、ほとんどのリースへのフックの取り付けが可能です。
フォームのリースには、台のついているものとついていないものがあります。
台があるもの(台を付けたもの)のフックは、ツルのリース台のフックの付け方を応用します。
・ねじったワイヤーの先端を短くカットします。
・カットしたワイヤーはリース台の中に埋め込みます。
・完成です。
台のついていないフォームリース台にフックを付ける時には、ワイヤーがフォームに食い込まないように工夫します。
・小さな竹ヒゴや小枝などを数本用意します。
・角に近い部分はワイヤーが食い込みやすいので、枝を入れて補強します。
・今回は裏面の上下2本、表面に3本使用。枝は軽くフォームに埋め込んで固定します。
・輪はリースの裏面に合わせます。
・表面に沿わせて輪の真下の辺りでひねり、短く余分をカットしておきます。
・カットした先端をフォームの中に埋め込みます。
・完成です。
枝を使うことでワイヤーの食い込みを防ぐことが出来ます。
しめ縄のフックは、出来上がってからバランスをチェックして付けるようにします。
・出来上がったしめ縄を持って傾きなどを確認し、フックの位置を決めます。
・縄と縄の隙間に2つ折りにしたワイヤーを通すとフックが目立ちません。尚、隙間に入れられない場合は、縄に直接巻きつけてもOKです!
・ワイヤーの先端を短くカットします
・先端を縄の間に入れ込みます。
・しめ縄フックの完成です。
リースやしめ縄の太さや材質によっては上記の方法では取り付けられないこともあるのですが、落下したり切れたりしなければどのようなつけ方でも大丈夫です。
ただし、カットしたワイヤーの先端が裏側を向いていると壁や扉を傷つけるので、処理にお気を付けて下さいませ。
今回のテクニックが皆様のリース作りのお役にたてばうれしいです。
東京オフィシャルスクール「Lippleリップル」おかだそのこ