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2021年の父の日はいつ?ひまわりを贈るのはなぜ?

2021.05.20
投稿者:nakamichi

こんにちは。埼玉県さいたま市でFEJライセンススクール『ガウデンテ』を主宰しています中道です。

突然ですが、みなさんは毎年『父の日』に感謝の気持ちを伝えていますか。

5月の母の日に比べて父の日はつい忘れてしまう…という経験はないでしょうか。

祝日の多い5月に比べ、父の日のある6月は祝日がない月で何かと忙しくなる時期…。

普段お仕事で忙しいお父さんに何をしてあげたら、何を贈ればいいのかが悩んでいるうちに、気付けば当日なんてことも。

 

私自身そんな経験があるので、今年こそは心をひきしめて定年を過ぎた今でも頑張ってくれている父に感謝の気持ちを伝えたいなと思っているのですが、

「なぜ父の日にひまわりなんだろう」と思った事はありませんか。

今回は、そんな素朴な疑問を含め父の日について改めて色々調べてみたので、皆様にご紹介したいと思います。

 

2021年の父の日はいつ?起源は?

父の日は毎年6月の第3日曜日とされていますので、2021年は6月20日(日)です。

母の日と同じく発祥はアメリカ。『母の日』がアメリカ合衆国ではじまったのは、1908年のこと。

母の日ができたことを知ったワシントン州に住む『ジョン・ブルース・ドット夫人』が翌1909年「母の日があって父の日が無いのはおかしい。父の日もつくって下さい。」と、『牧師協会』へ嘆願したのがきっかけだそうです。

そこにはドット夫人の生い立ちが影響しているのですが、軍人だったお父さんが出ている間、お母さんが女手一つで一家を支えてくれていたいたそうなのですが、疲労がたたって体を壊してしまいお母さんを亡くしてしまいます。復員したお父さんは、再婚もせず生涯独身で働き通し、男の子5人と女の子が1人の6人兄妹の子供達を男手一つで育ててくれたそうです。

今日のような豊かなアメリカではなく、悲劇の時代と言われていた頃のアメリカでしたから、その苦労は大変だったでしょう。

その6人兄弟の末っ子の女の子が「父の日」を申請した「ドット夫人」です。末娘が嘆願してから7年後、1916年に『父の日』が認知されるようになりました。

そして、1926年ナショナル ファーザーズ・デイ コミッティがニューヨークで組織され、1972年(昭和47年)になって、アメリカでは国民の祝日となりました。

『父親を尊敬し、称え祝う日』それが『父の日』の起源です。

一人の女の子の優しい気持ちから生まれた日なんですね。

(参考:FDC 日本ファーザーズ・デイ委員会)

 

父の日が日本で広まったのはいつ?

日本に父の日が入ってきたのは1950年頃ですが、人々の間に広く知られ、実際にお祝いされるようになったのは1980年代だそうです。

「割と最近の事なんだな」というのが調べて思った感想でした。私が生まれた時はそこまで浸透していなかったということになります。

1981年に設立された『日本ファーザーズ・デイ委員会』父の日の浸透に大きく寄与しています。

母の日がすでに定着していた1980年代の日本では、父の日もすぐに人々に親しまれるようになりました。
『日本ファーザーズ・デイ委員会』が主催する人気イベントのひとつ、『ベスト・ファーザー イエローリボン賞』は、『素敵なお父さん』として選ばれた著名人に贈られる賞。

毎年6月の父の日近くに授賞式が行われていて、これまで芸能人やミュージシャン、経営者、落語家、スポーツ選手などさまざまな分野から多くのベスト・ファーザーが選ばれていてメディアでも取り上げられているのでご存知の方も多い賞だと思います。

こうして日本でも父の日が広まり、現在に至るということが分かりました。

 

なぜ黄色?

起源を調べていて分かったのですが、アメリカで1910年に初めて行われた父の日の式典では、健在の父に感謝を贈る者は赤いバラの花亡くなった父に想いを馳せる者は白いバラの花を身につけて父をたたえたそうです。アメリカでは黄色じゃなくて、赤や白だったことに驚きました。

では、日本では何故「父の日=黄色」のイメージなのでしょうか。

きっかけとしては、先ほど紹介した『日本ファーザーズ・デイ委員会』が開催した『父の日黄色いリボンキャンペーン』がきっかけとなっているようです。

愛する人の無事を願うという意味が込められた黄色いリボンの贈り物を薦めたことに由来しています。

「父の日=黄色」は日本特有のものということが分かりました。

 

ひまわりが選ばれるようになった訳

父の日の定番はバラの花ですが、花言葉は色によって意味合いが異なります。バラの花言葉は「愛」「美」「幸福」などがありますが、

黄色いバラには「美」「友情」「献身」のほかに、「嫉妬」「薄れゆく愛」など父の日の贈り物としては適さない花言葉も含まれているそうです。

贈り主の感謝の気持ちが一番ですが、花言葉にこだわってギフトを選びたい方にはちょっと気になりますよね。

そこで、黄色繋がりで季節柄提案されてきたのが『ひまわり』のようです。

ひまわりは「憧れ」「愛慕」「あなただけを見つめる」などの花言葉があり贈り物に最適なお花です。

「お父さんにバラを贈るのはちょっと照れくさい」という方にも手が出しやすいお花かもしれませんね。

 

今までは、何となく父の日=黄色、ひまわりと思っていたのですが、改めて起源や経緯が分かって父の日をより身近に感じることが出来ました。

是非皆様も、今年の父の日はお花と一緒に感謝の気持ちを届けましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

GAUDENTE(中道奈緒)

 

 

 

 

 

 

 

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@fujie_okamura
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Living in Tokyo / floral designer

フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。