お花をたっぷりと使ったフラワークリスマスツリーの作り方をご紹介します。
アーティフィシャルフラワーはレッドとグリーンを合わせてクリスマスカラーです。
ツリーの土台は円錐形のセックは使わず、四角いセックを切り出して作るところから解説しますので、円錐形のセックが無くてもツリーが作れるようになります。
●花材
アーティフィシャルフラワー ローズ(花径3~5センチ)約20輪、オンシジュウム約8輪、アジサイ1~1.5本、ユーホルビア1束、シュガーベリーピック(レッド20ミリ)16本、(ゴールド12ミリ)24本、スパニッシュモス2本
●資材
花器(直径10センチ×高さ10センチ)、セックブリック2個(高さ20×8センチ、高さ6×8センチ)、ピックの軸の部分(竹ひごでも可)2本、地巻線ブラウン24番(グリーン可)、木工用ボンド
●道具
アレンジバサミ、アーティフィシャルカッター、ブリックカッター
小さい方のセックブリックを花器に合うようにカットし、花器の縁から2センチ低くなるようにセットします。
ピックの軸2本はボンドをつけ、花器の中央に間隔を空けて垂直に挿します。
大きい方のセックブリックにボンドをつけ、花器の中央の軸に挿し花器の中のセックブリックと密着させます。
セックブリックの上面に、角を結んだ対角線を引きます。
中央に直径1センチの印をつけ、切り落とさないようにします。
ブリックカッターで円錐形になるように削っていきます。
最初に4つの角を斜めに切り落とします。
真上から見て角を意識して切り落とすようにすると円錐形に近づきます。
④で中央に付けた印を残して円錐形にします。
これで土台の完成です。
ユーホルビアの葉は茎を2センチ残るように切り分けます。
大きな葉は使用せず、中と小の大きさの葉を使用します。
柔らかい茎には、地巻線をツイスティングしてワイヤーは1センチ残して切っておきます。
ローズ、オンシジュウム、アジサイも小分けにし、茎が柔らかいものは地巻線をツイスティングしておきます。
セックに花材を挿していきます。全てボンドをつけます。
面積の大きなユーホルビアを先に、次にローズを挿します。
面積の大きなものを下側に、小さないものを上側に挿します。
茎の向きは下側ほどテーブルと平行になるようにし、上側に行くにしたがって徐々に垂直に近くなるようにするのがポイントです。
アジサイの半分の量を先に挿し、オンシジュウム、シュガーベリーの順に挿します。
残り半分のアジサイで隙間を埋めてスパニッシュモスを巻き付ければ完成です。
スパニッシュモスが取れてきてしまう場合はグリーンの地巻線で作ったUピンで所々留めれば落ちにくくなります。
お花を白に変えてもホワイトクリスマスをイメージした印象のツリーになって素敵です。
クリスマスシーズンの花材はシルバーやゴールドのキラキラした花材も多く出回りますので、お好みの色合いに変えて作るのも楽しいですね。
皆さんもぜひお花たっぷりのクリスマスツリーをお試しください♪
アトリエ・セリージェ
鈴木ひろみ