みなさま、こんにちは。神奈川県横浜市でFEJオフィシャルスクール「フレーズ」を主宰している柘植です。
インテリアのカテゴリとしてすっかり定着した感のあるシャビーシック。
フラワーアレンジメントでも数年前からのドライフラワー人気の流れにも乗って、シャビーシック風のフラワーアレンジメントは若い女性を中心に絶大な人気を保っています。
今さらだけど、まだまだ使いたくなるシャビーシックテイスト。
本日はそんなシャビーシック風アレンジメントの色選びとおすすめ花材についてご紹介いたします。
それではよろしくお願いいたします!
1989年、イギリス人デザイナーのRACHEL ASHWELLがアメリカ・ カリフォルニア州のサンタモニカに、ライフスタイルショップ「SHABBY CHIC」をオープンしたことが流行の始まりといわれています。
シャビー(Shabby)とは着古した、みすぼらしい、粗末な、ぼろをまとったとなどという意味。
シック(Chic) とは上品、あか抜けた、優雅という意味があります。
Shabby chicは「使い古された中にも品や味わい、優雅さのあるスタイル」と言えます。
シャビーシックに使われる色のベースはの基本は「ホワイト」です。
ややくすんだオフホワイトやアンティークなどの方が味わいのある雰囲気が出しやすいですね。
ホワイトを基調としたシャビーシックですが、フラワーアレンジメントを作りたいときは白一色だと少し寂しいですよね。
シャビーシックと相性のよい、ペールトーンやライトグレイッシュトーンなど、明度の高い明るい色を上手に組み合わせるとバリエーションを増やすことができますよ。
グレイッシュトーンは、彩度が低く落ち着いた色味で、ガーリーになりすぎず大人の女性にも好まれる上品な色合わせです。
白以外の色を使う場合もグレイッシュトーンやペールトーンでそろえると統一感がでます。
シャビーシック風アレンジメントにしっくりくる花器は、少し古びた雰囲気のペイントをされたボックスやカゴなどがぴったり。
ざっくりと編み込んだバスケットなども素敵ですね。
色は明度の高い花にあうように、ホワイトや明るいグレーの花器を選ぶと作りやすいです。
陶器の花器ではモダンな雰囲気よりもアンティークテイストなものが合うのではないでしょうか。
シャビーシックと組み合わせる色合わせはペールトーンやグレイッシュトーンがおすすめとお話しました。
その中でもピンク系やパープル系などはアレンジメントに使いやすい色なのではないでしょうか。
パキッとしたはっきりした色よりも、控えめな優しい色でまとめると失敗がありません。
またペールトーンの中に、ブルニアやダスティ―ミラーなどシルバー系の花やリーフなどをポイントに入れるのもおすすめです。
ホワイトのボックスにピンク、パープルなどペールトーンでまとめたアレンジメント。
ボックスのラフな木目が雰囲気を出してくれています。
パープル系のペールトーンの花を使ったアレンジメント。グレイッシュな小ぶりのカゴに入れて。
ホワイトのプリザーブドてまりローズを使ったブーケと、アーティフィシャル小花を集めて作ったミニブーケ。
シャビーシックの基本カラーのホワイトが入ると、アレンジもまとまりやすいですね。
シャビーシック風のアレンジメントを作るポイントを色を中心にご紹介しました。
色選びはパターンを覚えてしまえば意外と簡単に作りたいテイストに近づけることができます。
お部屋のインテリアをすべて模様替えするのは大変ですが、お気に入りのコーナーの一角などにシャビーシックなアレンジメントを飾るなら手軽に楽しめますよ^^
まだまだ根強い人気のあるテイストなので、レッスンや販売商品などの参考にもお役立てくださいませ。
フレーズ (FEJ神奈川オフィシャルスクール)
柘植 恭子
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