こんにちは。長野県小布施町のFEJライセンススクール・プリザーブドフラワー教室・ドライフラワー教室『花と木の実cocochiya』勝川由美子です^_^
お花は、見るときも、作るときも、私達の心に癒やしを与えてくれ、心豊かな時間を与えてくれますよね。
今年度、私は、お教室や販売活動だけではなく、より広くお花の癒やしを、色んな人へ届けたいなと思い、お花でボランティアができないかな♪と思い立ち、お花のボランティアを一緒に活動してくださる仲間を集って「お花のボランティア・花こころ」という活動名で、お花のボランティアを行ってみることにしたんです♪
今回のショートブログでは、そのお花のボランティア活動の一つ、5.6年生対象の小学校のクラブ活動講師のボランティアを行わせていただく際の、フラワーレシピをご紹介させていただきたいと思います^_^
今回は、フラワーレシピと合せて、クラブ活動での小学生向け資料も少しご紹介させていただきます♪
小学校のクラブ活動は、子どもたちにお花の素晴らしさを伝えることのできる貴重な機会!
子どもたち負担の材料費を極力絞りながらも、お花つくりの楽しさ。お花の学び。お花の色の学び。地球に優しいエコ、SDGsも盛り込んだ内容になっています^_^
プリザーブドフラワーは、本物のお花です。特殊加工をすることで、みずみずしさ、美しい色をより長く楽しむことができるお花です。
良いところ
気をつけるところ
白色
緑色
黄色
オレンジ色
ピンク色
赤色
青色
紫色
こちらの画像資料は、「Canva」(キャンバ)を使用して制作したものです。「Canva」(キャンバ)は、ノンデザイナーでもステキなデザインが簡単に作れます♪(ステキなデザインのテンプレートが世界中から集まっていて、それを使えるんです)
プレゼン資料を作ったり、名刺やチラシ、インスタグラムの投稿デザインなど、とっても幅広いデザインを作ることができますので、ぜひ皆様も使ってみてください♪
クラブ活動は、子どもたちにとってだけではなく、私にとって、新鮮で楽しい学びの多い活動になっています。
その一つに、フラワーアレンジメントの花器は、「可愛い器を、買うもの。」という感覚でいたところ、予算を絞るところからではあるのですが、「牛乳パックで花器を作る」ということが、「子どもたち手作りの、唯一無二の尊い作品になる」ということに気付かされました。私にとっては、すごく新鮮で、目からウロコでした!
そして、子どもたちが、それぞれのらしさあふれる感性で、牛乳パックの花器を作る姿、楽しそうな笑顔、真剣な眼差し、キラッキラの姿に、胸打たれました!!
それだけじゃなく、牛乳パックで花器を作ることでリサイクルができ、ゴミが減る♪持続可能な世界のための活動SDGsにも繋がっています♪
そんな、エコで簡単に作れる花器を使って、フラワーアレンジメントを作るレシピを「SDGs!!エコ×簡単シリーズ」にてご紹介させていただきます!
シリーズもぜひ合せてご覧くださいませ♪
今回は、シリーズの第一弾です!それでは、
『SDGs!!エコ×簡単シリーズ①【牛乳パックで作る花器】ローズのアレンジの作り方』・プリザーブドフラワー
ぜひご覧くださいませ♪
花材:左から(花材はすべてプリザーブドフラワー)
メディアナローズ 1輪、あじさい 1パーツ、ミニカスミソウ 1パーツ、アイビー 2パーツ、モス 適量、キラキラパーツ 2パーツ(DAISO:ビーズフローラル(ワイヤーの通せる穴が空いているもの))、オーガンジーリボン 50センチ
資材:左から
牛乳パック(印刷面を剥がしたもの)、工作カッター、アレンジハサミ、ペンチ、グルーガン、セックブリック(7×7×H7.5センチ)、マスキングテープ、ホチキス、フラワーテープ緑、定規、裸ワイヤー#22#24,地巻ワイヤー#24緑・白、セックブリックカッター
POINT:牛乳パックの印刷面を剥がすときは、赤いライン(牛乳パックの底の4つの角、牛乳パックの貼り合わせの下の方の端)に工作カッターで薄く筋を入れてから、牛乳パックの貼り合わせ部分の上部分から、印刷面を薄くゆっくり剥がすと、きれいに剥がすことができます。
1,牛乳パックをカットします。牛乳パックの口の部分はカットし、使用しません。その下部分を、2センチ幅でカットします。牛乳パックの下から8センチでカット(花器になります)。
2,牛乳パックの2センチ幅にカットしたパーツをつなぎ目でカットし、更に半分にカットします。
3,牛乳パックの花器に2を、ホチキスでとめます。
4,牛乳パクの残ったパーツをつなぎ目でカットして平にし、丸くカットします。
こちらで花器が完成です。
1,牛乳パック花器の底にグルーガンを入れます。
2,セックブリックを、グルーガンが固まる前に入れて花器にセットします。
POINT:セックブリックの高さは、花器の高さより0.5センチ低くなるようにカットしてセットしましょう。
3,セックブリックの上にモスを薄く広げて、地巻ワイヤー#24緑を2,3センチほどのUピンにしてモスに挿し、モスをセックに固定します。
1,ローズのワイヤリングをします。裸ワイヤー#22を1/3にカットして、ペンチでフックを作り、ワイヤーがローズの花芯から茎へ出るように貫通させます。
POINT:ワイヤーをカットするときは、斜めにカットするとローズに挿しやすいです。ワイヤーを貫通させるときは、ワイヤーを押すのではなく、まわしながら入れるとワイヤーが曲がることなく貫通できます。茎の途中からワイヤーが出てもOKです。ガクや花びらからワイヤーが出てきてしまったときは、差し込む角度を変えてやり直しましょう。
2,ローズの茎に、裸ワイヤー#24を1/3にカットし、十字のクロスになるように挿します。
3,ワイヤーをローズの茎に添わせて下におろします。
4,あじさいのワイヤリングをします。裸ワイヤー#24を1/3にカットし、Uピンにしてあじさいの茎に添わせ、一本のワイヤーと茎を、もう一本のワイヤーで巻きます。
5,カスミソウのワイヤリングをします。地巻ワイヤー#24白を1/2にカットし、Uピンにしてカスミソウの茎に添わせ、一本のワイヤーと茎を、もう一本のワイヤーで巻きます。
6,アイビーのワイヤリングをします。地巻ワイヤー#24緑を1/2にカットし、Uピンにして,
アイビーの葉っぱの中央やや下に葉脈を挟んで挿します。
7,アイビーの茎にワイヤーを添わせ、一本のワイヤーと茎を、もう一本のワイヤーで巻きます。
8,あじさい、カスミソウ、アイビーのワイヤを巻いたところをフラワーテープ緑を引っ張りながら巻き、補強します。
9,キラキラパーツのワイヤリングをします。地巻ワイヤー#24白を1/2にカットし、穴に通して、パーツの裏側でねじり締めて下におろします。
POINT:パーツがグラグラしないように、ワイヤーをねじった箇所をペンチでつまんでしっかりねじり締めます。
10,リボンを半分におります。
11,リボンの両端を写真のようにおります。
12,リボンのワイヤリングをします。先程の折ったリボンに、地巻ワイヤー#24白を1/2にカットし、Uピンにしてリボンを指でまとめていたところに添わせ、一本のワイヤーとリボンの端を、もう一本のワイヤーで巻きます。
今回のレシピでは、開花のローズを使用しています。開花のローズを使用する際は、講師が開花させてあげてください。
開花ローズを使用しない場合は、ローズを2輪使用してアレンジをお作りいただくか、ローズ一輪、カーネション一輪を使用してお作りいただくと、アレンジサイズにちょうどよいです。
1,ローズのワイヤーを茎のあたりで少し曲げ、花器の正面左に挿します。
POINT:花材のワイヤーはセックに3センチほどささる長さにカットして挿すと安定します。
2,ワイヤーが見えないように、ピンチでワイヤー部分を摘んで奥まで差し込みます。
3,ローズの右側に、あじさいを挿します。
4,カスミソウをローズの奥に挿します。
5,カスミソウの奥にアイビーを2パーツ挿します。
6,一番うしろになるアイビーは裏表反対にし、ワイヤーが目立たない向きで挿します。
7,ローズの右奥に、リボンを挿します。
8,キラキラーパーツ2個を、ローズとリボンの間に挿します。
こちらでアレンジの完成です♪
お花のアレンジのあと、小学校クラブや、キッズレッスンでは、時間の許す限り、牛乳パックの花器に、マスキングテープを貼ったり、絵を書いたり、子どもたちに装飾をする時間を設けると、とても楽しんでもらえます♪
1,牛乳パック花器にマスキングテープを貼ります。
こちらで完成です!!
いかがだったでしょうか^^
小学校クラブでは、実際に講師の私ががやって見せて、子どもたちにやってもらう。の流れで行いますが、こちらの資料も、黒板に映しながら行います。
小学校クラブのこちらのレシピを実施するのは、実は、これから。
クラブ活動時間、45分の中で終えられるのか…笑(こちらは、私の当面の課題になりそうです。笑)
ちなみに、牛乳パックの花器作りは、前回のクラブ活動の「生花のアレンジ」の際にも行いましたが、牛乳パックの花器作りの工作から装飾まで、20分は楽しんで行ってもらえる進み具合でした。
ですので、今回のプリザーブドアレンジの花器は、事前にセックのセット、モスのセットまでしたものを持参して、そこから子どもたちに、お花のワイヤリングから作業をしてもらおうと思っています。
これから、お住まいの地域の小学校クラブの講師をされたり、キッズ向けのワークショップを行う際に、参考にしていただけたら嬉しいです^_^
また、こんなお花のボランティア喜んでもらえなよ♪など、教えていただけましたら嬉しいです^_^
そして、お花のボランティアは、ボランティアをしてもらう側以上に、ボランティアをする側が沢山の学びや幸せをもらう事ができるんだなぁ。ということを、今回の小学校クラブボランティアでも、福祉施設での花ボランティアでも感じました。皆様も、ぜひお花のボランティア、機会がございましたら、お住いの地域で行ってみていただけたらと思います^_^
SNSや早い時代の流れ、物があふれて、時間に追われる今の時代の中、頑張る私達。お花に触れたり、お花を見る機会が少しでも一人一人の暮らしの中に取り入れられたら、きっと、心の疲れを癒やし、心豊かな人生、心豊かな地域を作ってくれるのではと思っています。
エコで簡単に作れる花器を作ったフラワーアレンジメントレシピ「SDGs!!エコ×簡単シリーズ」この他のレシピもぜひ合せてご覧くださいませ♪
余談になりますが、私の暮らす地域での水害があった際の災害ボランティアに参加したことはあったものの、お花のボランティア活動はお恥ずかしながら、初めて。
無理なくできる範囲での小さな活動から始めよう。とは思いつつも、なにぶん初めてのことで、ドキドキ、不安も多い中、お花のボランティアを行う際に、私の暮らす小布施町の社協さんにボランティアのことを教えてもらったり。
ボランティアを行う際、気をつけることなど、FEJの岡村理事にご相談させていただきました。いつも質問や相談に丁寧に回答してくださるのですが、今回も、沢山の助言や学びをいただき、無事、初めての一歩を踏み出すことができました。
FEJというお花の協会に所属させていただいていて本当に良かった!と思っています。
お花の知識を学ばせていただけただけではなく、お花の活動の中での質問や困ったことにも、FEJは、とても丁寧に助言やアドバイスをしてくださいます。
この場を借りて、改めて感謝を申し上げさせていただきたいと思います。
「いつも本当に、ありがとうございます。」
そして、FEJのブログを書かさせていただき、それをこうして読んでくださる皆様にも、感謝申し上げさせてください。
「拙い文章ですが、いつもお付き合いくださり、お読みくださり、誠にありがとうございます。」
日々、学び途中、成長途中ではありますが、これからもお花を楽しみながら、お花で誰かの役に立つことができていけたら嬉しいと思っています^_^
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
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花と木の実cocochiya (ここちや)勝川由美子