布を切ったりリボン切ったりと大活躍なのが「裁ち鋏」です。
皆さんは『裁ち鋏で切ってはいけないもの』はご存知でしょうか?
裁ち鋏で切ってはいけないもの・・・
それは「紙」です。
裁ち鋏で紙を切ると、切れ味が格段に落ちます。
裁ち鋏は柔らかい(腰のない)布が切れるように、紙を切るはさみよりも刃が薄く鋭くなっています。
そのため布の繊維(綿など)に比べて、硬い紙の繊維(パルプ=木)を切ると、ごく僅かにですが刃こぼれや刃つぶれを起こして切れ味が悪くなるのです。
工作用の鋏は紙は綺麗に切れても、布は裁ち鋏ほど奇麗に切れない物が多いと思いますが、裁ち鋏に比べて刃が厚くできていて鋭くないからです。
また、硬いものを切るということは力がかかるので、刃をつないでいる軸が緩んで、かみ合わせが悪くなります。
そのため、裁ち鋏で紙を切ってはいけないと言われます。
布を切る裁ち鋏と紙を切るクラフトハサミは別々にご用意することをおススメします。
ハサミについて教えてくださったのは
「アトリエ・セリージェ」鈴木先生です☆
http://ameblo.jp/a-cerisier/
<写真 アトリエ・セリージェ1>
<写真 アトリエ・セリージェ2>