結婚式で親が喜ぶ瞬間は？

―春と秋はブライダルシーズン―

結婚式で人気の時期と言えば、やはりジューンブライドの6月。

新緑の６月は最高のブライダルシーズンですね。このジューンブライドに式を予定されている方はそろそろ準備が忙しくなってきているのではないでしょうか。

これから数か月後、または半年後にお式を予定しているカップルは、今まさに準備も佳境を迎えている頃。

結婚式は出席者リスト作りから会場音楽の選定まで、準備することは盛り沢山。さらに最近では、手作りで席札から招待状、ウェルカムボードまで作るカップルが多いので、週末はフル稼働で準備に当たっていらっしゃることでしょう。

ですがどんなに忙しくても、自分達らしい式にする為にはどれも外せない大切なことばかり。

最高の結婚式となるよう、体調に気を付けて、ぜひ当日までがんばってくださいね。

どんな風に伝える？両親への感謝の気持ち

様々な準備が結婚式には必要ですが、中でも「これまで育ててくれた両親に感謝の気持ちを式の中で伝えたい！」、それをどんな風に伝えるか？どんな準備が必要か？？そんな風に思案している方も多いことと思います。

親が嬉しそうにしていたのは「サプライズの演出」

―定番は花嫁からの手紙ですが、実は・・―

感謝の気持ちを現す方法としてまず一番に思い浮かべるのは、花嫁から両親への感謝の手紙だと思います。
これまで披露宴に参列してこの場面を見なかった人はいないのではないでしょうか。結婚式で一番感動的なシーンですよね。

ですが実際に式を行ったカップルが体験した「親が嬉しそうにしていた」ことは、実はちょっと違うのです・・。

「結婚式の準備から当日を通じて親が嬉しそうにしていたこと」

―リクルートが行ったアンケートの上位3つ―

実際に結婚式を行ったカップルから聞いた「両親が嬉しそうにしてくれたこと」はこちら。

（出典：株式会社リクルートマーケティングパートナーズブライダル総研２０１５年４月リリース「結婚式で親が喜ぶ瞬間は？」より上位3項目（全体／複数回答）
http://bridal-souken.net/research_news/files/19SRN150422.pdf

親が嬉しそうにしていたことで、最も多かった回答は「サプライズでプレゼントや演出を行ったこと」でした。
親への感謝の手紙は、まさに披露宴での演出の定番中の定番ですから、ご両親もなんとなく覚悟はしているのでしょう。それに比べて、当日まで内緒にしていてサプライズで贈る演出は、驚きも大きく、両親もゲストにも心に残る素敵な思い出になりそうですね。

どんなサプライズがある？

サプライズ演出、効き目がありそうなことはわかりました。そこで実際にどんなサプライズがあるのかで調べてみました。これから準備される人はぜひ参考になさってみて下さいね。

ケーキ入刀でサプライズ

ケーキ入刀と言えば、新郎新婦が行うものですが、ここに両家の親御さんも参加していただくサプライズ演出が流行しています。３つの家族がこれから力を合わせていく姿を象徴するこのケーキカットは、感動的なシーンになること請け合いです。

家族の思い出ムービー

最近では、動画を子供の頃から撮っているご家庭が多いですよね。生まれた時から、小学校入学、旅行で行った想い出の場所、大学卒業など、様々な家族の動画を、映画のように編集して会場に流します。
もちろん感謝の気持ちを伝えるのもお忘れなく。最後に、エンドロールのように見立て、無地のバックに字幕でゆっくり流れるようにメッセージを流せば、声に出しては言えない感謝の気持ちも素直に伝えることができますね。

感謝の気持ちを動画で

ビデオ動画がうまく集まらない場合は、編集ソフトを使って、普通の写真をムービー仕立てにするのも良いですね。
懐かしい想い出の写真が次から次へと流れれれば、小さな子供の頃の思い出がよみがえります。
感謝の気持ちを親御さんに伝えるとともに、両家の家族にも子供の頃を知ってもらえる良い機会になります。

親への手紙を読む際に、スクリーンに家族の想い出写真を流す

こちらは、親御さんへの感謝の手紙を読む際の演出です。以前は、金屏風の前で手紙を読み、花束を渡す・・という感じでしたが、手紙を読んでいる最中、バックスクリーンに想い出の写真やムービーを走馬燈のように流せば、さらに感動が深まりますね。

ピアノで親の好きな曲や想い出の曲、感謝の曲を弾き語り

ピアノが弾ける方ならぜひチャレンジしていただきたいこの演出ですが、あえてピアノにまったく縁のない方が弾き語りをすれば、会場は驚きと感動に包まれること請け合いです。新郎がピアノ、新婦が歌で、感謝の気持ちを伝えるなんていうのも、ステキですね。

お色直し再入場でサプライズ

お色直しで席を外した新郎新婦が再入場をする時は、サプライズ演出にもってこいのタイミングです。
例えば、お着物での入場なら、サプライズで新婦のお父さんを呼んで新郎とバトンタッチし、まるでバージンロードのように入場をエスコートをしてもらったり、新婦のお母様にお手引き役をお願いするなどなど・・。感動すること間違いなしの演出になりそうです。

こうして書いているだけで体験してもいないのに、ちょっと涙が出てきそうです・・

二人で作る贈呈花はいかがですか？

―枯れないお花は長く楽しめるプレゼントにぴったり―

今更手の混んだ長編ムービーを作る時間はない！という方の為に、今からでもできる「贈呈花」サプライズのアイディアをご紹介いたします。

結婚式の最後に花束を贈呈するカップルが多いと思います。最近はこれを、枯れずに長く思い出に残るプリザーブドフラワーを使ったフラワーギフトに替えて贈るカップルが増えています。

花嫁さまがお一人でアレンジメント教室に行き、レッスンを受けて作られることが多いのですが、これをお二人で仲良く作り、お互いの両親に送り合うなんてステキです。

二人で仲良く作ったフラワーギフトなら、ご両親が喜んで下さるのは間違いありません。式後には近所の人達にも自慢したり、後々までご両親の思い出に残るプレゼントになります。

二人で仲睦まじくフラワーギフトを作っている風景と、感謝の言葉をビデオにおさめて式の中で流すアイデアも面白いかもしれません。ただの花束をもらうよりも何倍も喜んでいただけますね。

（出典：http://flowereducation.net/）

上の写真のようなフォトフレーム型のフラワーギフトは、お花と写真が同時に飾れるので人気です。

プリザーブフラワーアレンジは1日あれば作ることが出来ますし、何か月も前に作っておいても枯れることが無いので忙しい新郎新婦が事前に準備するにはぴったりです。

ぜひ未来の旦那さんとなる人を連れて、作りにいかれてはいかがでしょうか。

おわりに

両親含めゲストの皆さんが心から喜んでくれる結婚式が、自分達の最高の結婚式になります。どんなプレゼントも演出も、感謝の気持ちを伝えたいと思う気持ちがあれば、きっと参列者の心に残る素敵な式になるでしょう。ご両親にいっぱい喜んでもらえるといいですね。

皆様の結婚式が幸せいっぱい、笑顔いっぱいの式となるよう願っております！

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