(出典:http://www.christiantortu.fr/)
こちらをお読みになっている人も、彼のファンという方はとても多いと思います。現在活躍中の著名フローリストで元クリスチャントルチュのお弟子さんだった人も多数。
そんなクリスチャントルチュの世界に今日はフォーカスしてみたいと思います。
まずは、彼の素晴らしい作品をご覧くださいませ!
(出典:http://prtimes.jp/)
(出典:http://prtimes.jp/)
(出典:http://www.flowerschoolny.com/)
(出典:http://www.flowerschoolny.com/)
(出典:http://www.flowerschoolny.com/)
(出典:http://www.flowerschoolny.com/)
(出典:http://www.flowerschoolny.com/)
(出典:http://www.flowerschoolny.com/)
(出典:http://www.flowerschoolny.com/)
(出典:http://www.flowerschoolny.com/)
クリスチャン・トルチュの名を広めていることの一因に、世界の有名メゾンとの仕事を多く手掛けていることがあげられます。
シャネル、ディオール、カルティエ、ヴァレンティノ、バカラ、アルマーニ・・
コレクションの舞台デザインを手がけたり、フラワーデコレーションを担当したりと、まさにひっぱりだこです。
彼のデザインは、男性のものでありながらとても繊細で、きめ細やか。
モダンデザインもさることながら、自然を取り入れた大胆なアレンジは、見るものをとりこにします。
こうした絶妙なバランスが、世界の有名メゾンの目に留まったのではないでしょうか。
カントリーサイドに生まれたトルチュは、幼い頃から自然に囲まれて育ち、自分自身のそうした背景をとても誇りに思っているそうです。
トルチュは「自然は常に自分のインスピレーションの源である」と言っています。
(出典:http://www.proflowers.ru/)
シャンペトルブーケは、今ではパリの代表的なブーケというイメージになっていますが、従来は脇役だったグリーンを多用したブーケは、彼のこんな発想から生まれたということを聞きました。
自然を生かしたデザインを大切にしているトルチュ。
どこか日本人の私達と共通する感性を持っているからこそ、日本でも高い評価を得ているのではないでしょうか。
「クリスチャン・トルチュ」本店元チーフデザイナーです。
上品なのに常に革新的なカトリーヌのデザインは常に注目の的です。
カトリーヌの名が日本に広がったのは、やはりNHKで放映された「スーパーフラワーレッスン」の影響が大きいのではないでしょうか。
こちらは私がパリでカトリーヌのレッスンを受けた時のフォト。もう随分昔になります。
今も昔も変わらずかわいらしいカトリーヌ。トルチュにいたころから、抜きん出た才能があったと聞きました。
(出典:http://www.rosebud-fleuristes.com/)
クリスチャントルチュのパリのお店が閉店した後、トルチュのエスプリを引き継いだパスカル・ミュテルPascal Mutelのトップフローリスト。
三ツ星レストラン「ピエール・ガニエール」、ガニエ―ルやジバンシーの装花を担当しています。
どんなことを大切にしているのか?と昔質問したら「花を好きってことを思いながら束ねてる」と、かっこいい答えがかえってきました。
日本にもたびたび来日しているマンゴジ。
もちろん彼も、パリのトップフローリストとして活躍しています。
(出典:http://dauphine-st-germain.com/)
クリスチャン・トルチュを支え、ショップの店長を長く務めていたのがアニー・ウズロウです。現在は、独特の感性を生かしたアクセサリーや小物などを中心に展開しています。
(出典:http://www.chapeaumelon-paris.com/home.php)
(出典:http://www.chapeaumelon-paris.com/home.php)
トルチュショップの後、VARDAのメインフローリストとして、ホテル・リッツの全館花装飾に携わるほか、パリでの花レッスン、そして日本全国でデモ&レッスンを行うほか、ヴァンソン等の人気フローリストに直接学べる花研修ツアーの企画・コーディネートも手がけています。
私もParisを訪れる度に、由美さんにはお世話になっています。
上記で紹介したのはほんの一握りの方方で、まだまだたくさんいらっしゃるようですが、現在活躍中の著名デザイナーたちの多くが、クリスチャントルチュで働いていた経験があるそうです。
パリ6区オデオン交差点に面した場所にあった花屋クリスチャン・トルチュ。
今は閉店してその姿はありませんが、活動の場を世界に移し、斬新な発想でまだまだ私達を楽しませてくれています。
トップフラワーアーティスト、クリスチャン・トルチュの世界は「素朴さ」と「モード」が美しく重なり合ったスタイル。圧倒的な美しさにやっぱり人は集まるのだなあと思います。