
フレンチアンティークの中でも、Greenの家具はあまり見かけたことがなく、その色合いに私は一目ぼれ。レッスンにいらっしゃる方々が、ここに作品を置いて撮影できたら喜んで頂けるんじゃないかと一人でニヤニヤしています。
アンティークは美術品として飾っておくだけでも素敵ですが、私はそれよりも100年以上の時を経て私のもとにやってきたこの家具たちはどんな人達が使っていたのだろう?100年のストーリーを想像したり、物語を感じることにワクワクします。
薄汚れた家具に価値を見いだせないというロマンのない男性の意見はさておき(特に夫!)、新品にはない不完全で非合理的なモノに対して、とっても魅力を感じてしまう私はたぶん本当に大人になったのだなあと思います。(注:年齢はじゅうぶん大人なのですけど)
昔は、新しいもの、キレイなもの、無駄のないものがとっても好きでした。もちろんそれらは今でも嫌いではありませんが、古くて美しいものの素敵さにも気が付きました。年を重ねて色々な経験をして、価値観の変化を体験できるってすごいことだなあと思います。フジエ
今日は最後にこの方の言葉を。
「年を取ることについて」
―物事を判断する経験値が上がった分、年齢とともに可能性も広がっていく感じよ―マドンナ