この枯れない特性と、高級なフラワーギフトというイメージから、仏花としてのプリザーブドフラワーの需要が年々増加しています。
プリザーブフラワーを習っている人にしたら当たり前のようになっているプリザーブド仏花ですが、まだまだ知らない方は多く、私達が店頭で販売していると「ええ?!プリザーブドの仏花があるの!」というお声を本当に良くお聞きします。
特に、実際に仏花が欲しいと考えているシニア世代の方の場合、スマホもPCも苦手という方が多いので、知らない方が多いのかもしれません。
そこで今日は改めて、まだプリザーブドフラワー仏花を知らない方、自分で販売をしてみたいな、という方のために、プリザーブドで作るメモリアルフラワーのメリットをお伝えいたします!
まず何と言ってもメリットは長持ちするということ。
お花の種類や色にもよりますが、フレッシュな状態で半年から1年はみずみずしい状態を保つことが出来ます。
こう言うと『ええ?たった半年?』と言うお声が聞こえてきそうですが、これはあくまでもフレッシュな状態でのお話です。その後、少し退色してくることもあるのですが、枯れてしまうということは無いので、実際にはもっとずっと長くお花を飾っておくことが出来ます。
せっかく頂いたり、購入したりした仏花。デザインも花器も良いものが多いので、1週間で捨ててしまうのでなく、長く楽しんでいただけるのは最大のメリットです。
長持ちすることと関連していますが、経済的にもプリザーブドフラワー仏花は優秀です。
切り花の仏花の場合、週に1度取り換えるとしたら、1ケ月で4~5回、1年にしたら60回取り換える必要がありますね。1回が500円だったとしても年間で30,000円の支出になります。
その点プリザーブドフラワー仏花は購入する時は少々お高いものの、お安いものなら3,000円程度からありますし、5,000円のものを対で購入して10,000円かかったとしても、30,000円に比べると1/3で済みます。
仏花というとスーパーで売られているような、お世辞にもおしゃれとは言えない花束が一般的。
それに比べってプリザーブドフラワー仏花は、フラワーデザイナーがデザインして、1点1点手作りしているので、色合わせから花材から花器選びまで洗練されていて、スーパーで売っている仏花とは高級感では比較になりません。
「プリザーブドフラワーは高価な花」というイメージを持っている方が多いのでお悔やみのお花として送る際にも高級品をいただいたと喜んでいただけますよ。
年配の方にお聞きすると、仏花の毎朝の水替えに苦労しています、と良くおっしゃいます。
年を取ってくると、若い世代では考えられないほど、ちょっとした動作や重さが苦痛になってくるもの。花瓶とその中に入っている水でも思いと考える方が多いのですね。
また、生花の水は、夏場は腐敗しやすく匂いのもとにも。
その点、プリザーブドフラワー仏花なら水替えもいらず、お水が腐ることももちろんありません。清潔なお花をいつでも楽しんでいただけます。
これはオーダーしたり、自分で作ったりした場合になりますが、大きさを自由に作ることが出来ます。
住宅事情にあわせて、年々、仏壇のサイズは小さくなっています。
お水を入れなくてはいけない生花の場合、小さな仏壇の中に納めるサイズにすると、1輪挿しになってしまうのですが、プリザーブド仏花であれば、コンパクトなサイズでもかなり立派なものをお作りすることが出来るのです。
これからプリザーブドフラワー仏花を販売してみたいという方は、ぜひ上記のメリットをセールストークへ加えてみてくださいね。きれいな花だな、と店頭でプリザーブドフラワー仏花をご覧になっているお客様でも、全員が全員、アレンジメントをお買い上げいただけるわけではありません。実際に自分にとってどんなメリットがあるのかを改めて聞くことで、購買衝動を起こして下さいます^^
よろしければぜひ参考にしていただければと思います。
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講師の方向けにはこちらのページをご覧ください。