※こちらの記事は、過去記事に加筆してお送りしています
プリザーブドフラワーのアイビーは価格もお手頃で葉の大きさもちょうどよく、アレンジメントやブーケに良く使う材料のひとつ。
ただこのアイビーリーフたち、束になっているものは、葉っぱがくるっと丸まっているものが多いのが残念なところ・・・
ナチュラルと言えばナチュラルですが、これだとちょっと使いにくい場合もあります。だからと言ってこれを捨ててしまうのも勿体ないですよね・・・。そこで今日は、このくしゃっとしたリーフをこんな風に・・・
ピン!とまっすぐにする方法を3つご紹介しますね。
時間は少しかかるのですが、あまり手間が掛からない方法です。押し花の応用で、リーフを伸ばしていきます。やり方は・・・
丸まったリーフを伸ばして重ねます。
アイビーがついていた小枝を短く2本カットして、リーフを挟んで、左右を輪ゴムなどで留めておくだけです。このまま2~3日、放置します。
他のきれいなリーフと一緒に箱に入れておけば、放置したままでも安心です。
とても簡単な方法ですが、あまり枚数を重ねすぎると、枝の後が葉に付くので注意して下さいね!
次にご紹介するのは、チャック付きビニール袋に入れてシワを伸ばす方法です。
用意するのはジッパーのついたビニール袋。
この袋に丸まったリーフを束ねて入れ、しっかりと空気を抜いて放置しておくだけです。
あまりたくさんリーフを重ねすぎると伸びが悪いので、数枚程度が良いようです。
ブーケのバックリーフなどは、この形でお一人分の枚数をパックして置くと、いつでもまっすぐな状態で必要枚数をお使いいただけますね^^
スチームは使わずに、低温で数秒程度、リーフをプレスするだけです。
・左は、低温で数秒アイロンをかけたもの
・中央は、購入した状態の縮れたままの物
・右側は、しっかりとアイロンをかけた物
自然の風合いが残って適度な雰囲気に見えるのは、低温で数秒程度の左のものですが、用途によって使い分けて下さい。
丸まったリーフをぴしっとまっすぐにする方法を3つご紹介いたしました。
アイロンは、向くリーフと向かないリーフがあります(ユーカリなど油分が多いものは色が変わります)。試しに1枚、アイロンをかけてみてから本格的な作業に入って下さい。また、アイビーリーフは汚れていることが多いので、当て布をしてアイロンを掛けて下さいね。