そんなシーズンと切っても切り離せないのが胸元を華やかに彩るコサージュ^^
お教室でのコサージュレッスンがもっとも賑わうシーズンでもあります。
でも皆さん!
コサージュ制作の際に気を付けると、さらにステキに仕上げることが出来るポイントがあることをご存知でしょうか?
知っていると知らないとでは大きな差が付くこのポイントを、FEJオフィシャルスクール「シャンリーブル」萱谷先生に、コサージュ制作時に気を付けたいポイントを教えていただきます♪
それでは萱谷先生、よろしくお願いいたします!(※こちらの記事は以前掲載したものに加筆修正してお送りしています)
こんにちは。シャンリーブル萱谷です。
コサージュはお花作りを楽しめて、さらにアクセサリーとしてもお使いいただけるので、徳島にある私の教室でも人気があるレッスンメニューの一つです。商品としても人気があるので、良く作るもののひとつです。
そんな私がコサージュレッスンや販売の時に重要視していることがあります。
それは「軽く作ること」です。
デザインはもちろんですが、一番重要なカギとなるのが、実はより軽く作り上げることなのです。
ジャケットやワンピースの素材がデリケートな場合、コサージュの重量があまりにも重いと、お洋服そのものを痛める原因になりかねません。
そのために軽く仕上げることがとっても重要となります。
そのこと自体は、コサージュを実際に洋服の胸に着けて見たことがある方は、なんとなくおわかりになるかもしれません。薄い生地の洋服に着けた時に、「てろん」と垂れたようになってしまうことがありますよね。
では、どのように軽量化していけばよいか、ご紹介いたしましょう。
まず気を付けたいのはワイヤーの太さの選定です。
お花の重さに耐えられなければいけないので、なんでもかんでも軽くすることはできませんが、例えばすべての花材を#24フラワーワイヤーでワイヤリングするのではなく、軽いアジサイなどを少量使う場合は、#26や#28などを細いワイヤーを使うようにしましょう。
そして次にフローラルテープで一工夫。
いつもアレンジで使う12mm幅のテープだと、意外にたくさんのパーツを組み合わせていくコサージュでは、気が付くと全体が重く、ステムも太くなりがちです。
半幅の6mmを使用すると、テープの重なりが減るので、より軽やかにテーピングすることが出来ます。
半幅テープは、2巻セットで販売されていますので、たくさんコサージュを作る方は常備しておくと良いかもしれませんね^^
ですが、たまにほんの少しだけ使いたいという方の場合、2巻分あってもなかなか使いきれません。
そこで私のオススメは、お手持ちの12㎜を半分に切って使う裏ワザです。
半幅の仕方はいたって簡単。 フローラルテープを必要量で巻き重ねます。この時、テープを引っ張らないのがコツです。
そしてはさみでチョキチョキと・・・
これをいつものフローラルテープを巻く要領で使用するだけです。
ほんのひと工夫ですが、重さも見た目もすっきり軽やかに仕上がりますよ!
皆さんも、軽量化を目指して素敵なコサージュ作りに挑戦してくださいね。萱谷
コサージュづくりの裏ワザを教えてくださったのは「シャンリーブル」 萱谷先生です☆
萱谷先生、軽やかに作るコツを教えて下さってありがとうございました。
レッスンでもこんなコツを生徒さまに教えてさしあげると喜ばれそうですね^^