みなさま、こんにちは。
神奈川県横浜市でFEJオフィシャルスクール「フレーズ」を主宰している柘植です。
ベルベットのような風合いがあり、クリスマスアレンジにもぴったりのケイトウのドライフラワー。
その質感や深い色合いから、冬の花のような気がしますが・・
実は生花のケイトウは夏場が旬のお花なのです。
ところでケイトウは漢字で「鶏頭」と書くとことを皆さんご存知でしたか?
漢字の由来は、「鶏のトサカに似ていることから鶏頭(ケイトウ)」と名づけられたそうです。
花の名前としては微妙な気もしますが、言われてみれば確かに・・・という気もしますよね。
ケイトウは夏の仏花としてもよく使われる花材。
子供のころ夏休みに田舎の祖母の家へ遊びに行くと、畑に必ずと言っていいほどケイトウとジニア(百日草)の花が咲いていたのを思い出します^^
さて、そんなケイトウをドライフラワーにして秋冬のアレンジに使いたい!
という場合は、今がまさに手にいれるチャンスです!
9月や10月になるとだんだん入荷量が減っていきます。
また花のボリュームも小さくなっていきますので、8月中に買うのがおすすめですよ。
ケイトウにはいくつかの品種がありますが、ドライフラワーにして使いたいならば、久留米ケイトウが一押しです!
色は赤色が一番ポピュラーで、たくさん販売されています。
フラワーショップでもよく見かけます。
また久留米ケイトウには濃いピンク色やオレンジ色など、数種類に色が販売されています。
ドライにしたいなら濃い色がおすすめです。
ケイトウは吊るしておくだけでドライフラワーにすることができます。
吊るすときのポイントは・・
葉っぱをアレンジに使わない場合はすべて取り除きます。
ドライになってから取り除こうとするとバラバラに散ってお掃除がとっても大変なのです。
また 一般的に花と呼ばれている赤やピンクに色づいている部分は茎が変化して着色したもの。
実際の花はその下に無数に密生してるモソモソした部分です。(矢印の部分)
この部分には種がたくさんあって、葉っぱと同様ドライになるとゴミがたくさんでますので取り除いておくと後が楽です。
太い茎にはたくさんの水分を含んでいます。
針などで数か所穴を開けて、水分の蒸発を助けてあげましょう。
美しいドライフラワーを作るためには、少しでも早く水分を抜いてあげることが大切です。
また吊るす時も、できるだけ重ならないように風通しが良くなるように気をつけましょう。
こちらが実際に私が吊るして作ったドライフラワーのケイトウです。
生花と比べるとやや色がくすみましたが、きれいに乾燥できました^^
ドライフラワーのケイトウは、資材屋さんではほぼ一年中購入することができますが、
旬の時期に生花を買えば安く作ることができますので、レッスンなどでたくさん使う場合は自分で作ってみてはいかがでしょうか。
フレーズ (FEJ神奈川オフィシャルスクール)
柘植 恭子
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