フラワーエデュケーションジャパンの 様々なレッスンで大活躍の大地農園「Preserving」のお花たち。
この大地農園の箱に「トレーを回収してお送りください」と書いてあります。
1度はご覧になったこと、おありではないでしょうか。
『うんうん、エコの時代だからね』 ・・と思っても、
実際に大地へトレーを送ったことがある方は案外、少ないのではないでしょうか。
では実際に、このトレーを大地農園さんへ送るとどうなるか、今日はお話ししたいと思います。
●まず、トレーは大地農園さんで再利用されます。
これは予想通りですね。
●次に、こんなかわいいアクセサリーがお礼として大地農園さんから送られてきます。
このことは、特に箱には書かれていないので、送られてくるとちょっと驚きではないでしょうか。
送った量に応じて、アクセの数が増えるというのが、またうれしいです。
そして・・このアクセサリー、 アフリカ・マサイ族の女性が手作りしているものなんです。
●実は大地農園さんでは、マサイ族教育資金援助を行っています。
お礼のアクセサリーを、マサイ族から購入することで、教育資金援助につながっていくのだそうです。
以下は、大地農園さんのHPよりの抜粋です。
http://www.ohchi-n.co.jp/
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ローズトレーの回収の際にお配りする、マサイ族のミサンガ・ブレスレットについてどのような意味があるのかお伝えしたいと思います。
ケニアに住む50%の人々が貧困層で特に女性は社会的に弱い立場にあります。
マサイ族では、伝統的に幼い女児の強制結婚が行われており、問題となっています。
これらのことを防ぐ為、マサイ族の女性が作ったミサンガ・ブレスレットを買い取ることが資金援助になり、多くの子供達を学校に導き、そしてきちんと教育を受けた子供達が親になり、自分の子供達にも教育を受けさせなければならないという気持ちを持ってもらうことで、多くの未来の子供達を救うことが出来ると信じています。
皆様、今後ともご協力を宜しくお願い致します。
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大地農園さんの取り組みによって、学校へ通えるマサイ族の子供の数が少しずつ、増えているそうです。
幼い女子の強制結婚の問題は、最近多くメディアで取り上げられるようになりました。
そうした記事を目にするたびに、胸が痛くなります。
本当に微力ではありますが、私達がトレー回収に協力するだけで、エコと社会的に弱い立場の方々の支援にも繋がっていくなんて、うれしいことです。
置いておくのがジャマになる~、なんてすててしまいがちなトレー。
これからは資材置き場の一角に、大地さんトレー保管スペースを作って、回収のお手伝いをしたいですね^^